ダメダメCミッション色々です


71Cミッションでよくある?トラブルと言えば〜
カウンターシャフトの5〜R部スプライン捻れ 折損や
(画像左)
プロペラシャフトのスプラインが捻りん棒&ポキリとか・・・
(画像右)
しかしギアやシンクロの損傷は少なく
シャフト自体がボッキリ折れるって事が多いです


ちなみにこちらは71Bミッション画像
トラブルは71Cの逆でシャフト系のトラブルは少なく
ご覧のようにギアが飛んだり
シンクロが逝ったりする事が多いです・・・
(特にメインシャフト系のギア&シンクロ)
まあこちらの方がギアとシンクロを組み替えれば治るので
修理する道があっていいんですが・・・・


とりあえず4基のゴミ?を組み合わせて
色んなトラブルを経験したタイプMミッションが1つ完成(笑)・・・・
第481話
2個一?3個一?いや4個一(笑)
2008.8


先週のデフに続き?今週も駆動系のネタで行きます!
そんな訳で今週のレシピは〜・・・・・

71CタイプMミッションの分解&観察です!

それでは 各種ブチ壊れ71Cミッション軍団の登場です!

まず 71Cミッションの故障の系統としては
シャフト系のトラブルが非常に目立ちます

メインシャフトで行くと プロペラシャフト差し込み部の
ねじれや折損等々
カウンターシャフトだと 5〜R部スプラインの
ねじれや折損などが多いです
しかしギアやシンクロのトラブルは比較的少なく
殆ど無傷な場合が多くシャフトだけが
ポキッとと逝っている物ばかりです
ただし S13〜S15系シルビアや
R32スカイラインなどは
シンクロやギア自体が逝ってる事が多く
Lなんかだとかたやハイチューンでも300馬力超
SRターボやRBターボなんかだと
かたや500馬力オーバーで馬力で見ると???なんですが
その辺はNAとターボの出力特性なのかな?と感じます

その逆?で今度は71Bミッションだと
シャフトの捻れや折損のトラブルは非常に希で
(目視出来る所に現れないだけで 捻れてるかもしれせんが・・・)
軽度の物だとギア抜けやギア鳴り
チェンファーやボークリングの異常摩耗
シンクロキーやインサートの脱落
最終的にはギア自体の歯飛びや
シンクロナイザーAssyの破壊など
シンクロやギア特にメインシャフトに取り付けられている側
が逝く事が多いです
まあまあこちらの方が カウンターシャフトだけ
なんとか生きて居ればシンクロやメイン側ギアを
交換すればなんとか修復可能なので
存命の道があっていいのですが・・・・・・

まあまあ 故障の傾向はこれぐらいにして
だだっとおっぴろげた71Cミッションを分解・・・
あれやこれやと全バラししてもしょうがないので
カウンターシャフト折れだけでで
メインシャフト側が生きている物をベースに
今度はメインシャフトのプロペラシャフトのスプラインが
逝ってる物からカウンターシャフトとくっついてる諸々を拝借・・・
後は 程度の良さげなメインドライブシャフトと
サブギア回りを拝借して組み合わせれば・・・・
4基を使ってなんとか1つだけ蘇らせる?事が出来ました!

ホイ!タイプMミッションが4個1で1基完成!(笑)
残りの3基は完全にゴミとなりましたが・・・・・
なにはともあれミッション内部は完成したので
そのうち 釜と組み合わせて
ちゃんと完成させたいと思います・・・・・・

外してあった71B釜があったので
71C用釜に加工します


その前にバラしたミッションののアダプタープレートをぶった切って
こんな治具を搾取(右)


今時はここに入る1〜2ロッド先端を細く加工する方法が多いんですが
加工に持っていかないと出来ないのでオイラはコチラ・・・
治具で位置決めして14ミリ穴→16ミリへ穴拡大!


後はカウンターサブギアが当たるのでケース内部の方から
カウンターギアフロントベアリング(小さい穴の方)の
回りの出ているリブを削って行きます


穴拡大と合わせこれで完了!(ケース内部画像)
後は組み付け時 カウンターギアフロントベアリングを
71B用に交換して組み付けです

第482話
ミッションがあっても釜が無い・・・
2008.8


先週ダメダメCミッションを4個1して
R32タイプMミッションが1つ復活した訳ですが
手持ちの71C用釜は
既にストックミッションに装着済みなので
ミッションはあれど 釜は無し・・・・・

しかし このまま ミッション中身だけ転がしておいても
しょうがないので

久々の71Cミッション釜作成に入ります

丁度タイミング良く2つ程71B釜を外して置いてあったので
こいつらを加工して行きます!

加工の方法は 色々な方が既にやっておられる事なので
詳しくは説明しませんが
まずは1〜2フォークロッド穴の拡大と言う事で
いきなりドリルでズドンと拡大・・・・・・してしまうと
シフトが入ったまま帰って来ない等々 トラブル満載なので
丁度バラしたミッションもあるし
そのアダプタープレートをぶった切って
こんな穴開け治具を搾取しました!
そしてこの治具をガイドにしながら
1〜2シフトフォーク穴を14ミリから16ミリに拡大して行きます
穴の大きさの確認は ミッション自体を仮組みした時に
シフト操作して見て 動きが渋いようだったら
アジャスタブルリーマで少しづつ拡大しようかと思います

まあまあ今時は 釜の穴を拡大するよりも
1〜2フォークロッド先端を14ミリに細くする方が
トラブルも少ないし一般的なんですが
加工に持っていかないと出来ないので
自分でなんとかなる方法と言う事で
オイラはコチラの手法で行きました・・・・・

ではでは加工に戻って・・・
お次は後はミッションケースの方から見て
カウンターギアフロントベアリング回りのリブが
カウンターサブギアに当たるので
ベルトサンダーを使って
回りの出ているリブを削って行きます

これで加工は完了です
後は 組み付け時 カウンターフロントベアリングを
71B用に交換して組めばOKとなりますが
組もうと思っているミッションは
既に一度71B釜と組み合わせた71CタイプMミッションなので
交換は無し・・・・・

これで物も揃った事だし 近いうちにヒマを見て
ミッションを完成させたいと思います

まあまあ お盆休みも無く仕事も忙しいので
いつになるかは全く不明ですが・・・・・

こんな物が届いたので交換・・・・
OER用アウターベンチュリ32パイです


インナーベンチュリはベンチュリ回し工具
(パイプをちょっと切っただけですが・・・)でくりっと回して取り外し


パイロットはOER用では無くここ最近ウェーバー用を使用してます
同じ番手でFナンバーを替えて微調整が出来るのでいいです 
(現在50F8を使用中)
実はウェーバー用エマルジョンチューブ&メインとエアも
ウェーバーメインの小加工でOERに取り付け出来ますが
現在実験中止中です


走って色々メインを替えたりエアを替えたり
エマルジョンチューブ(OER用)をSからTへTからSへと
色々替えて見るも全然上が回らない!!!
街乗り領域はかなり調子がいいのですが・・・・
でもやっぱりOVの大きさが太失敗・・・・
36じゃ大きすぎ32じゃ小さすぎなので34ぐらいがいいのかも・・・・・・
でも7000 引っ張って8000までは回るので
もしL20ならこれぐらいかな?って事が解りました・・・・(笑)
第483話
失敗・・・調子悪いぜ・・・
2008.8


更新遅延で過去の作業が交錯しますが
4ドアに付けたOER45のアウターベンチュリ交換を
前々から考えており今回32パイをようやく購入出来たので
早速36パイから32パイに交換します

まずはインナーベンチュリ外しと言う事で ロックボルトをゆるめて
取り外して行きます・・・・って 少々堅めで抜けて来ません・・・・
なので パイプにちょっと切り込みを入れた
インナーベンチュリ回しでくりっと回しながら取り外し・・・

それでは本題のアウターベンチュリを・・・・・
こちらはすんなり外れてくれました!

外したらすぐさま取り付け・・・・・
取り付けが終わったら とりあえずジェットは同じ状態で
(パイロット50 メイン150 エア190)
走り回ります・・・・・・

余談ですがパイロットはOER用では無く
ここ最近ウェーバー用を使用してます
同じ番手でFナンバーを替えて微調整が出来るのでいいです 
(現在50F8を使用中)

実はウェーバー用エマルジョンチューブ&メインとエアも
良いか悪いかは別にして
ウェーバーメインの小加工でOERに取り付け出来ますが
現在実験中止中です・・・・・・

話は戻って・・・・
解ってはいたものの案の定メインが無茶苦茶濃いです・・・・・
とりあえず手持ちの中で一番薄いメイン145を入れて
エアを230にして見ると街乗りはけっこういい感じになりました!
しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上が全然回らない!!!

1速でも2速でも3速でも
車が前に出ようとするのを感じるのが6000回転止まりで
引っ張って8000まではなんとか回るようですが
メインが薄すぎて力が無くヒョロヒョロと
回転が上がって行く感じとは違い
メインが明らかに濃いのと相まって
レブが効いたようにピタッとそこから上が回らなくなります・・・・・・
そしてアウターが細すぎるのが一番の原因だと・・・・
こりゃダメだ・・・・・・


一応 手持ちのOER用エマルジョンチューブを
SからTに変更して見ましたが
結果は街乗り領域の2000〜4000の間が
更に乗りやすくなり
上は引っ張っても7000回転ともっと回らなくなりました・・・・

街乗りは調子最高なんだけど
上は余計にダメダメじゃん!!


純正のソレックス40を付けていた時でも
1速2速3速で引っ張れば9500近くまで回るし
車が前に出る感覚も8000ぐらいまではあるので
それ以下の状態になっちゃいました・・・・・
まあまあ街乗りで使う 2000〜4000の間は
何の問題も無く調子がいいので
もしL20にOER45を使うのなら
アウターは32ぐらいかな?ってのが解りました(笑)

アウター32がダメなら34を・・・・・って行きたい所なんですが
資金が底をついたのもあって当分このまま・・・・
にしておくのも 来月走行会な事もあって無理・・・・・
八方塞がりです・・・・・

このままじゃあどうしようもないので
不本意ながらOER遊びを一次中断して
ソレックス44に変更しようかと計画中です・・・・・

とりあえず今からアウターベンチュリを36に戻すのも
イベント等々で遊びに行くのもあって時間的に無理なので

街乗りだけ最高!(笑)と言う事で納得して
今回の作業はここまで・・・・・
次のキャブ作業の更新は 
多分キャブ交換になる予定です・・・・・(泣)


会場は縦長なので全部は撮れません・・・・


当初は入り口付近に展示でしたが
お約束の運転席助手席座り放題?イベントの為 会場内に移動
誰か座った方見てますか?見てないか・・・・(笑)


ボンネットバスも今年は3台
2時間に一回定時運行で小樽市内を3台でパレード
当然乗る事が出来ました


その中の一台は中央バス所蔵のまきバスまき太郎君
ちなみにまきバスに乗るよりも まきバスの後続バスに
乗っていた方が動いてる様子が良く解ります


後は博物館所蔵の蒸気機関車
こちらにも乗れました



第484話
第2回小樽クラシックカー博覧会に行く!
2008.8


え〜ととと・・・今年も平穏無事に開催された
第2回小樽クラシックカー博覧会に
ヨメさん共々参加して来ました!

道中は483話にあるよう キャブの調子が今ひとつなので
かっ飛んで気持ちよく・・・・と言う訳には行きませんでしたが
街乗りはナニ不自由無い状態なのでフツーに到着・・・・

到着後展示スペースに車を置きますが
入り口付近とちょっと皆さんと離れた位置・・・・
その後 主催の方と約束していた
GT−R 運転席助手席座り放題サービス開催の為
会場内に移動して 一応車を傍観しつつ
1日を過ごしました
最近こんな感じでイベント事 「座っていいよ」をやってるのですが
横目で見ながら人間観察してると
触っていいとも座っていいともなにもやってない時は
変なオジサンが勝手にドアを開け閉めして
ドアのしまり具合を確認して行ったり
詳しい方?になると ボンネットまで開けて
何時の間にやらエンジンを覗いてたり等々あるのですが
「自由に座っていいよ」と掲示しておくと
大人の方は 最初は腰をかがめて
乗ること無く触ること無く運転席付近を観察
座りたい気持ちが強い方はその後
5〜10分程近づいたり離れたりを繰り返しながら
そーっと丁寧に乗ってくれます
う〜ん 何も書いてないと触っていいとも書いてないのに
雑に扱う方が居るんですが不思議なもんです
変わって子供は容赦無く 「乗りたい!」と思ったら
あっと言う間に飛び込みます!
そんな時も親御さんがかなりハラハラしながら見守ってるので
特に心配する事も無く眺めていました
なにはともあれ 座るだけですが 何か少しでも
印象に残った方がおられれば幸いです

参加状況の方は70台程で
会場が小樽市の博物館と言う事もあって
ノーマル派の方々しか参加出来ないと言う事で
あちら方面系?やそちら方面系??の方々は不在
その代わり 博物館所蔵の蒸気機関車や
去年に続き今年も中央バス所蔵のまきバス
まき太郎君を筆頭にボンネットバス3台が
定時運行で小樽市内を走る等
乗って楽しめるイベントを終日開催中でした
オトナは暑くてゲンナリでしたが
お子様にはこちらの方が楽しそうですね(笑)

なにはともあれ 今年も楽しく1日を過ごす事が出来ました
参加した方々 イベント開催に携わった方々 
本当にお疲れ様でした
来年の開催も心より期待しております


ヨメさんの方はスバルチームのあたりで終日過ごしてました

苦渋の決断でS20 OER45遊びを一次中断・・・
このL型マニにくっついてるソレックス44に変更です・・・


とりあえず取り付けましたが 方々にご意見を伺いつつ
現在ジェットを取っ替え引っ替え中・・・・
そう言えばS20にソレックス44は使った事が無かったので
有る程度決まった時点で
セッティングのページにアップ予定です・・・
第485話
苦渋の決断・・・
2008.8


先般のお買い物でOER45のアウターベンチュリを
36パイから32パイに変更したのですが
アウターが小さすぎてS20の一番オイシイ回転数まで
回らなくなってしまいました・・・・・

現在の所 これ以上の投資をして
新しく34パイのアウターベンチュリを買う事は
我が家の財務省の認可が下りませんので(笑)
苦渋の決断でS20でのOER45遊びは一次中断・・・

キャブをソレックス44に変更する事にしました
これなら ジェットも低番手から高番手まで
L20〜L3.1今までの道のりで集まった物が揃ってますし
アウターも丁度純正の34が現在入っているので
手持ちの物でなんとかなりそうな予感です・・・・

とりあえずさっさとキャブを交換したら
まずはパイロットの選択・・・・こちらはとりあえず55を投入!
この状態で 油面を取り直して
ついでに仮と言う事で ジェットブロックに
メイン160エア200を投入!
ポンプは55が入りっぱなしでしたが
濃い気がするので45に変更・・・
この状態でエンジン始動です!

エンジンは至って普通に始動し
パイロットスクリュー調整と同調を取って行きます
それが終わったら まず1回目の試走・・・・

そこら辺を一回りして帰って来ましたが
明らかに上が濃いようです・・・・・・
とりあえず この状態はマズいので
メインを155に変更・・・・
もうひとっ走りして見ても やはり濃い感じ・・・・・

これ以上メインを薄くして行くのは なんだか怖かったので
方々に電話して助言を頂き どうやらまだまだ濃い事が判明・・・・
そんなこんなで 各方面と長話をしているうちに夜も更けて・・・
本日の作業終了となりました

とりあえず 色々な方にご意見を伺った所
大体の所は判明して来たので
後は実際に自分で取り付けて 様子と調子を見てから
良ければ セッティングのページにでも
番手をアップしようかな?と思っています
なにはともあれ お電話させていただいた皆様
下らない質問で貴重なお時間を割いて頂き
本当にありがとうございました!

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