死ぬまで続くか?ハコスカ作業・・・(笑)


かねてより気になっていた
S57スカイラインのデスビをゲット出来たので
ちょっと比較して見ようと思います
左からS20デスビ
中央 今回GETしたS57スカイラインの 
G15エンジン用デスビ
右 比較用のC10 G15エンジン用デスビになります


デスビギアの比較になります
左側がS20 中央がS57 右がC10
ギアの直径は同じ
当たり面の幅も同じ
歯数も12歯と同じですが
歯の流れてる方向がS20とは逆です
う〜ん 惜しい・・・・


デスビ首下の刺さる部分の直径は
どの車両も27mmと同じでした


デスビギアの刺さるシャフト径も計測しましたが
こっちも径が同じで12.45mmでした


S57デスビの中身なんですが
S20デスビと比較すると
ポイント関連の部品が載ってるのを除けば
進角に関わるガバナアドバンサや
バキュームアドバンサの部品は
S20デスビと全く同じで
どうやら進角度数も同じようです
ただ ガバナのスプリング張力が同じかは
解らないので進角速度に違いがあるかもしれません

 第211話
デスビ比較・・・
2022.11





キャップ側はこんな感じになります
中央と右のG15エンジン用は
4気筒デスビになります
何が気になっていたかと言うと
それはデスビの回転方向で
S20デスビは時計回り回転
中央のS57 G15用デスビも時計回り回転
しかし C10のG15エンジン用デスビは
L型A型エンジンなどと同じで反時計回り回転で作動します
同年代の日産系エンジンで
反時計回り回転のデスビを色々探し回ってるのですが
今の所S57のデスビぐらいしか見つけられませんでした


シャフトの端面から進角調整用の扇穴までの距離は
これまたどのデスビも31mmと
3つとも同様でした


流石に刺さる深さまで同じでは無いようで
S20が一番短く G15の方が長めです


G15エンジン用デスビの構成部品の比較です
左がS57で右がC10になります
ポイント関連の部品を外してありますが
中身の構成は鏡のように真逆になってるだけで
部品を裏返せば使える所もあります



左がS57のG15デスビ 右がS20デスビです
見た感じかなり似てます
これでだいぶ構想が決まって来ました
物も揃って来たのでこのデスビを土台にして
S20デスビを作成して見ようと思います
また制作意欲が沸いたら・・・になりますが(笑)

先回引っ張り出して来たS20デスビですが
L型のデスビと違ってホイホイ出てくるモンでも無く
中古で出て来たとしても鬼のように高額で
故障に備えて予備をもう1個ぐらい確保したいものの 
とても手が出る値段では無くなっております・・・
そんな訳で自作する為
色んなベースになりそうな土台を
探しているんですが 入手が容易で無かったり
そもそもその部品が高額とか
着手はしてるけど 加工が面倒だとか
色々あって作業が進んでいませんでした
先回念願のS57デスビを入手出来たので
それをベースに作業を進めたいと思います


シャフトも同様にS20デスビと同様の
首下長さに合わせてカットしたら
デスビギアを取り付けるロールピン穴を開けます


外観上大体同じになった両デスビです
(右側がS20デスビで左側がS57デスビ)
S20デスビにはフルトラ関連の部品が載っていますが
S57デスビは4気筒のポイント車なんで
シャフトには4箇所のカムヒールと
デスビベースにはポイント部品が載っています
現在ポイント関連の部品は取り外し済みで
フルトラ化して行こうと思いますが
4気筒から6気筒への変更は
全く難しく考える必要は無く
社外の6気筒フルトラキットを組むだけなので
早速作業して行こうと思います


発見出来ました!
中身が揃ってるといいんですが・・・・


フルトラを組んで見ました
予想が的中して全くの無加工で
L型フルトラコンバージョンキットが
取り付け出来ました
これでキャップを除いて
4気筒から6気筒化完了です


これが現在使ってるの私のデスビになります
お気づきの方もいるかと思いますが
実は私のデスビは内部が故障してしまい
既に日立フルトラに換装されています
今回作ったS20デスビと同じ仕様です(笑)
問題と言うのはこの仕様だと純正タコメーターの
針が振れなくなってしまいます
今の車の状態だと タコは純正風加工品なので
このフルトラユニットでも作動していて
問題無いのですが
どうしても純正タコメーターを動かしたい方は
タコ側を各種フルトラ対応に改修するか
製品で言えば永井電子のSCAユニット(多分廃版かな?)
とかを使って純正タコ用に信号の波形を
変換する必要があります
これが問題になりますが
自分的には既に対応済みで
予備も1つ増えたのでヨシとします


 第212話
ニセS20デスビを作ろう!
2022.12





各部の計測は先回終わっているので
早速必要分の作業に移ります
S57デスビなんですが
首下のエンジンに刺さる部分の全長が
S20エンジンより長いので
S20と同じ取り付け寸法になるようカットします


カットしたシャフトとガワを戻して
S20デスビギアを取りつけたら 
見た目はほぼS20デスビになりました
ちなみにS20デスビギアですが
大昔は社外品でギアだけ交換部品があって
3000円ぐらいで売ってた記憶があります
一応ギアだけは予備で2個持ってたので
自主制作が可能ですが
この部品だけは流用が利かない?
同じ物を探せていない?ので
歯車だけでも再販か復刻して欲しいモンです
歯車の要素と材質だけなので 歯車屋さんで
再制作可能かとは思いますが
高額になっては全く意味が無いので
なかなか難しい話です


デスビ関連部品の棚を漁って フルトラ部品の捜索です
確か色々とあったはずですが無かった・・・いや
部品が揃って無かったとしても
最悪L型のフルトラデスビから外して進めようかと思います


確認して見た所 中身は揃っているようです
良かった良かった!


残すはキャップのみですが 日産あるあるで
L型6気筒日立デスビと同じキャップが使えました
ちなみにS20デスビのキャップとも同じです(笑)
キャップ固定のフック位置がS20デスビと違うので
キャップに指示してある1番の位置が変わりますが
点火する位置に差し替えて使うだけなので
殆ど影響は無いでしょう
デスビ自体はこれで完成になりますが
多少問題もあります


実はマロリーデスビでもS20用を制作途中なんですが
困らない?気が向かないと作業しないので
もうかなりほったらかしとなっております
作業に進展があればそのうち出てくるかもしれません(笑)

そう言えばDR30リアキャリパー
380ローターのリアディスク予備も
組まずに放置しっぱなしだったのを
思い出しました・・・・
バラバラで端にあるのが視界には入ってるのですが
気にならないと全く目につきません(笑)


ついでなのでグリースも詰め代えて組んで行きます


汚いうえにキャリパーが赤色ってのも
ちょっとこっぱずかしいので
次回あたりに掃除&塗り直しでもする事にします
  第213話
目についたヤツを・・・
2022.12



先月も似たような事をやってた気が・・・
無心でもくもくと組んで行くだけですね(笑)


とりあえず完成!
それにしてもキャリパーが汚い・・・

先回アームに取り付けたリアキャリパーなんですが
あまりにも小汚いので
OH・・・とまでは行きませんが
使用可能かの判断を含めて
分解清掃しておく事にしました
中身は大丈夫かな〜?


ガワのさび落としをした後
こすけた赤色ってのもこっ恥ずかしいので
耐熱黒に塗ってゴマかしておきました(笑)


組んだキャリパーをアームに取りつけたら作業終了
現在使ってるアームにトラブルが無い限り
出番が来ないので 倉庫にしまっておく事にします


ありゃ?ここにもリアブレーキキットが・・・・
しかもキャリパーの程度が微妙になりかけてます
勢いが付いてる今分解清掃しちゃうか
このまま見なかった事にして箱を閉じちゃうか
一瞬悩みましたが 先送りしても
同じ現象の繰り返しなので
持ち帰って清掃する事にします・・・
次回も似たような作業決定です(笑)
 第214話
ぱっと見綺麗に・・・
2022.12





とりあえず分解して見ました
特に変な所は無さそうですが
清掃して確認しながら組んで行きます




保管が目的なので 
全ての可動箇所にラバーグリースを
ねっちょり使用して組み立てたら
キャリパー自体の分解清掃は完了です





倉庫にアームをしまいに来たんですが
中身不明の箱があったので
中身を確認して見る事にしました
なんだったかな?もう全く記憶にありません(笑)

先週中身の記憶が無い箱を開けたんですが
R30ノンターボリアキャリパーが出てきました
先月あたりからキャリパーばっかり触ってるんですが
一番程度が悪いかもしれません
見た感じ使えるか使えなくなるかの
曲がり角を迎えてる気がするので
鉄くずになってしまわないよう分解清掃する事にします


何はともあれさび落としして行きました
ガワはだいぶマトモになりましたが・・・・


しょうがない・・・使うか・・・・
と言う事で貰ってきたZVW30プリウスの
リアキャリパーを解体します
ちなみにこのキャリパー
R30ノンターボリアキャリパーと
ピストン径 全長も 内部機構も同じで
ピストン インナーパーツの部品用として使えます
作ってるメーカーがR30リアキャリパー同じくトキコで
内部部品の構成は殆ど変わっておらず
シールキットとかも流用可能です
ただ キャリパー自体は
サイドブレーキワイヤーの方向と
エア抜きブリーダーの位置関係に悩むので
流用には適してないかもしれません
この サイドブレーキ機構が
キャリパーに内臓されたタイプのブレーキは
現在トキコしか作っていないのと
機構と部品に変化が無いので
ZVW30プリウス以外にも色々と部品が流用出来る
キャリパーが存在します
38ミリピストンキャリパーで言えば
この他にマツダ NCHCロードスターも同じピストンで
ピストン径43ミリのR30ターボリアキャリパーや
130Z後期リアキャリパーなんかは
マツダ SE3P RX-8なんかと機構もほぼ同じで
ピストンはそのまま使えたりします
他にも色々と流用可能なキャリパーがありますが
なにかの参考にでもして下さい


シール類も同じなので
中古プリウスシールで組んでおきます
ただ 新品シールを買う場合は
トヨタの場合サイドブレーキの
内部機構が非分解と言う事になっていて
インナーパーツの部品設定が無いようなので
ピストン ダストカバーブーツ ピストンシール
スライドアンカーピンのブーツは出ますが
サイドブレーキ機構回りのシールが必要な場合は
分解して中古を使うか
別車種のシールキットを探さないとダメです


全くの無加工でフツーに組めます
トヨタピストン&プリウスシールキット仕様の
R30ノンターボキャリパーです(笑)


今度は箱にも注意書きして
中身が解らなくならないようにしておきます(笑)
 第215話
箱を開けたら・・・
2022.12





サイドブレーキ機構の部分を除いて
分解完了です
内部に多少ブレーキ液が残っていた為
完全固着とまでは行きませんでしたが
やはり腐食は進んでいて
使えない所もあるような気がします


片側のピストンは全部引っ込んでいて無事でしたが
もう片方は飛び出して露出していた部分の腐食で
錆による巣穴が出来てます
多分液漏れしちゃうので使えないでしょう・・・
どうするかな〜?


右がプリウスキャリパーで
左がR30ノンターボキャリパーになります
内部機構は殆ど・・・いや 同じですね(笑)


ピストンですが
右がプリウスキャリパーピストン
左がR30ノンターボ38ミリピストンになります
プリウスの方は トヨタ用だからかTの刻印があります
他は全く同じ寸法と機構なんでそのまま使ええます


折角錆びを落としたので ついでにキャリパーのガワ類も
耐熱黒に塗っておきます


分解清掃完了です
とりあえず今の所使う予定はないので
保管しておく事にします

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