2ドアGTのアクリル画やイベント等々でお世話になっている Nishi氏宅へ出張です むむむ・・・・ピカピカです・・・・・・ 御習わなければ・・・・ 眺めていても作業は進まないので作業開始! まずはウルトラ製フルトラデスビに交換するのと〜 CDIの取り付けで〜す しかし作動はしたものの やっぱり電流式純正タコがマトモに動かず 現在手元に対策する術も持っていなかった為 一番安上がりな対処は 比較的安価な社外タコを付ける事だとお伝えして 本日の作業完了となりました・・・ |
第466話 出張 2008.4 今回は 2ドアGTのアクリル画を書いて頂いたり 作品を頂いたり等々色々とお世話になっているNIshi氏より 2008年シーズン開始と言う事もあって かねてから相談のあったフルトラデスビの取り付けと CDIの取り付けをしにNishi氏のお宅へ出張です! まずはお車を拝見・・・ むむむ・・・イベント等々いつ見てもピカピカ・・・・・ こういう所を多少なりとも見習えば 自分の車も少しは綺麗になるんですが 性格上なかなかそうはならないもんです・・・・(笑) そんな感じで見とれているばっかりじゃ 全然作業は進まないので ボチボチと手を動かして行きます! まずはデスビの交換・・・・・ こちらの方は 既にPPK組み込み済みのデスビと交換なので 交換前にタイミングライトで点加時期を確認したら アンプを設置して デスビを交換後 元の点火時期に調整すれば完了! お次はCDIの取り付けですが これまたレアなHKSツインパワーの赤箱・・・・・ しかも 配線図 付属品も完備でしたので 悩む事も無く取り付け完了! 一応始動して見た所 作動は異常無し! これで ホイ フルトラデスビ&CDI取り付け完了! と行きたい所なんですが やはり電流式純正タコがマトモに動かず 現在手元に対策する術も持っていなかった為 一番安上がりな対処は 比較的安価な社外タコを付ける事だとお伝えして 作業完了となりました! その後色々と頂き物までしまして そちらの紹介は後日に取っておく事にして また何か不都合等々ありましたら こんな事でしかお返し出来ませんので 遠慮無くご連絡をば宜しく御願い致します(笑) 後日 ご本人より取り付けの様子を送って頂きました 私なら直接ビスでボデーにズドン・・・・・ですが ステン板に固定して綺麗に・・・・ はぁ〜・・・・こういう所を見習わなければいけませんね(笑) |
走行会モードです! お気楽モードで出陣! ムキョ〜怖いよ〜・・・・ ハイパワーN師匠に後ろから軽くパスされる瞬間・・・・ |
第467話 走行会! 2008.5 GWも後半と言う中で よく行くサーキットの 白老カーランドで 白老パワーフェスティバルなるものが開催され 走行料金が15分×2回で3000円と格安だった事も有り のほほ〜んと走って来ました! 頂き物の中古Sタイヤと 気分を味わう為 ライトマスクを装着してこの前取り付けた リアディスクの感触を確かめつつグルグルと周回 非力ながら Sタイヤのネチョネチョと融ける感覚を味わいながら 楽しく走行が終わりました その後は 他のイベントでドリフトやドラッグなどもやっていたので それを観戦して1日が終わりました たまにはこんな感じでのほほ〜んと走って見るのもいいかな? と思う今日この頃でした! ちゃんとリアディスクも活躍してくれているようです! |
まずはN氏のケンメリGT−R! いつ見てもソツの無い輝き具合・・・・ 私も見習わなければ・・・・・ 走行会中バックミラー越しにこの姿が もの凄い勢いで接近・・・・ ムキャ〜怖い〜・・・(笑) カーボンカナードなんかも付いてたりして |
白老カーランドでお会いしたQな皆様 そしてここでレストア完了 本日シェイクダウンの N師匠のマシンを少し紹介! 画像では黒?に見えますが 屋根 車台に至るまで全てカーボンで武装! |
かねてより計画していた キャブを40からチト大きめサイズに交換します どれをバラして付けるかな〜・・・・ 左はソレックス44 右はOER45 後ろはお疲れ様の純正ソレックス40 珍しいもん好きなのでOER45を付けて見ました 走っちゃジェットを替え 走っちゃジェットを替え・・・・ 現在も大苦戦中です・・・・・ ちなみに現在パイロット52.5 メイン165 エア200 ポンプ40 アウターとインナーベンチュリは標準のまま・・・ 「誰かOER45をS20に付けてる人居ますか〜・・・」 |
第468話 キャブ交換!! 2008.5 今日は兼ねてより計画していた 4ドアハコのキャブ交換に着手します まずは元々の純正キャブを外します 外したらお次は取り付けるキャブの選択・・・・ 手元にはソレックス44と OER45がありますが 悩みに悩んだ結果 珍しいモン好きなのが災いして OER45を選択 他の諸々キャブは定位置にお帰り頂いて 早速 L用マニからOERを取り外しです・・・ キャブ単体になったら さっさと取り付け・・・・ 取り付けが終わったらロッドの長さを合わせたり 押しレバーの位置を少しずらしたりして 取り付け完了! まずは初期セッティングと言う事で ポンプは40そのままに パイロットを50 メインを170 エアーを210にして組みます とりあえずこの状態でエンジン始動! そしてまず油面調整・・・・は 基準値が解らないので 3つを計測して その中間値に取って見ます お次に同調を・・・・・ これまた次はパイロットスクリュー調整・・・・・ とりあえず安定してアイドリングするようになりました! それでは空ぶかしで様子を・・・・・ ブォンブォン・・・・・ ブォ〜〜〜ン ブォ〜〜〜ン・・・・ 至って普通に動いてます・・・・ とりあえずこの状態で試走に出発! 20〜30分走って帰宅・・・・ どうやら上が濃いようです・・・・ そんな訳でメインを165に交換・・・・ またまた出発! そして帰宅・・・・・ まだ濃い気が・・・・・でも手持ちは無し・・・・ しょうがないのでエアを替えて変化するかやって見ます! エアを210から200に交換 またまたまた出発! 変化が感じられて多少良くなったので帰宅・・・ しかし 4000〜4500回転あたりで 引っかかりが出来てしまいました (ポンプを作動させないよう走った結果) パイロットを変更して改善されるかトライと言う事で パイロットを52.5に変更して スクリュー調整したのち出陣! 多少は良くなったような・・・・・・・ 今日の所は時間切れのタイムアウト・・・・ 今のところ全体的に調子は悪いです・・・・ 40の頃に比べて上は回るのですが トルクは若干落ちたような気もします・・・・ OER特有のポンプの吐出時間調整など やってない事もあり まだまだ考える事一杯ですが おいおいセッティングして行こうかな?と思っています 一番いいのは使ってる人に聞く事で 「誰かOER45をS20に付けてる人居ますか〜?」 と叫んで見る今日この頃でした・・・・ |
ソレックス用とOER用でケースを分けました エアはソレックス40資産でなんとかなりそうです メインは・・・・今回必要そうな番手がありません・・・ しゃーないから土台を手に入れてそのうち 作るか買うかします・・・・・ 左 メイン用ミクニ丸小タイプ 右ソレックス40エア どちらもミクニ純正ですが ソレックスに使われるのは通常丸大タイプで こちらも線の入ってる位置が違う物があったり数種有ります OERに使えるのは丸小タイプで 同じミクニ丸小でも線の位置に違いがあり 番手と穴径が合ったり合わなかったりします 当然本当のOER用もありこちらの刻印はSになってます ソレックス40エアは角の面取りの有り無しがあります こちらがミクニ純正とOER純正エア (左ミクニ 右OER) 作るのも検品するのも コンマ1ミリ単位のドリルセットで・・・・ 穴を開け終わったら その大きさのドリルの尻をトーチであぶって 拡大したジェットの穴に入れてみます 入らなければジェットは完成! 入るようだったら穴開け失敗で 更に大きいサイズの土台になります(笑) ※グイグイ無理矢理入れると入っちゃうので要注意! |
第469話 ジェットのオハナシ・・・ 2008.5 さてさて 先週4ドアをOER45に交換して 早速ジェットセッティングを勤しむつもりですが その前に ソレックス用 OER用とまとめて入れておくのは 1つのジェットケースだと手狭になって来たので 下準備と言う事でOER用を別のジェットケースに お引っ越ししました! まあまあ引っ越ししては見たものの エアーについては ソレックス40資産が そのまま使えるのでいいとして メインの方は2000ccクラスでOERを使った事が無かったので そんなに低いメインの番手は全然ありません・・・・ 無い物はしょうがないので そのうち 土台を手に入れて作るか 買うか どちらかにします・・・ 話はそれますがここで私のジェット作りの方法でも・・・・ まずは土台になるジェットですが OERの場合メインはミクニの丸小タイプなんかが使えますし 社外のS刻印の小メインなんかも当然使えます ※出所はSKかと思いますが多分OER用 エアの方はソレックス40用が使えます (使えるとは言っても一応取り付けは出来ますと言う意味) ソレックス用だとミクニ純正ジェット 丸大 丸小なんかで行けます エアについては適合がソレックス用しか無いので 40 44共 番手の低い物をベースに加工します 土台を選択する際の注意点ですが 必ず同じ形状 種類の6個セットで作る事です と言うのも 左に数種画像を載せましたが 同じミクニ製ジェットでもソレックス用では無い場合があり 使われるキャブが違うと入り口のテーパー角度や 数字の番手に対する穴の大きさが違ったりもします なのでミクニ純正ジェットを新品で揃えたとしても 本当にソレックス用かは不明で バイク用や発動機用のキャブ等々 形と刻印はミクニ純正でも 使われるキャブによって番手の指針が違いますので メイン エア問わず 例えば同じ180番のジェットでも 180番=穴径1.8ミリとはならずバカ穴だったりもします 120番あたりなんかは低い番手で使う事が無く 手にした事が無いので不明ですが もしかすると穴径が番手より小さいかもしれません もっと細かく言うと ミクニ純正ソレックス用番手の指針は 穴径に対する流量を数値化した物であり 150番=穴径1.5ミリではありません 私が色々と計った経験上ですが ジェットの番手が150番あたりまでは 穴径1.5ミリ付近と割と数字が近いのですが ジェットの番手150番〜と数字が大きくなるにつれ 比例して穴径が更に大きくなって行きますので 190あたりになると実際の穴径は2.0ミリ〜 ぐらいあったりもします その指針も ソレックスキャブが下火になったせいか (現在は既に生廃) 同じ形状 ミクニ純正刻印入りでも新品で出てくるのは 汎用ミクニ純正ジェットだったりして (穴径×100)=(ジェットの番手)の物があったりと 番手だけで見ると全くアテにならず 中古を混ぜて使う場合は検品してから使うようにしないと 同じミクニ純正ジェットの同じ番手でも穴の大きさが違う為 全くセッティングが取れず どうしようもない自体に 陥る可能性が大です なので私は ジェットに書いてある番手は 指針にしか過ぎないのでアテにはせず (ジェット穴径×100)=(ジェットの番手)に統一して 検品や作成を行い 数値指針の標準化をしています この方法はソレックス OERに限らず ウェーバーのジェットなんかも 各国で作られているフシがありますから キャブ全般に有効なのでは無いかと思います 話が長くなりましたが制作方法に移ります まずは形状を6個揃えます 揃えたら一応検品して見ます 検品するのも作るのも コンマ1ミリのドリルセットでやります 調べるのは簡単で ドリルの尻を入る大きさまで入れてみて 番手と合っているか・・・・は作り替えてしまうので あまり関係無く 今どれぐらいの大きさかを確認します その後目的の大きさまでコンマ1ミリずつ拡大します (ドリル径×100=番手) 目的の大きさまで穴を拡大したら 穴を開けた大きさのドリルを外して 尻をバーナーであぶり膨張させます その状態でドリルが冷めないうちに 穴を開けたジェットにドリルの尻を刺してみて 入らなければチェック完了です 入った場合は 更に大きいサイズの土台に戻って終了・・・(笑) ちなみに グイグイ力を入れて挿入すると 入ってしまうのでご注意を・・・・ 番手のチェックも 穴を開けないだけで行程は同じです この作業で作れるのは 私の中で 標準化した指針で10番単位の大きさなので 165 175等5番単位はその大きさの精密リーマを買うか ジェット自体を買って見て検査するしかありません・・・・ まあまあ色々と書きましたが 低番手のジェットが余ってる方はお試しあれ! |
まずはキャブを1つ外します 今回はこのポンプアジャストスクリューを調整します まずは左右均等に同じ時間発射されてるか確認 次は重さを量ります 計りが2つあるのは 激安はかりの為1台で2キロまでしか計れず 2キロ以上の重さがあるOERを計る為2個で計測・・・ それはおいといてキッチリ重さを量り・・ ん?1グラム以下の計測は? 画像は諸事情により出せませんが アルミの○○玉=1グラムなので 金切りはさみで半分に切れば0.5グラムのウエイトに もう半分をまた2つに切れば0.25グラムになるので これを乗せてはかりの数値が変わるのを確認すれば 誤差0.25グラムまで追い込めます レバーを押して10回キッチリ発射し再び重さを計測 後はこの作業を何十回何百回も繰り返し 発射前の重さと発車後の重さが−3グラムになるよう 3基調整して行きます ほんでもって何で−3グラムかと言うと〜・・・・ ・・・・・本文をご覧下さい! |
第470話 OERのポンプ調整! 2008.5 今週もOERネタです さてさてジェットセッティングの続きを〜・・・・・ と行きたい所なんですが メインをまだ買えずに居るので セッティングはおあずけ・・・ それとは違う作業で今回は ポンプアジャストスクリューの調整?をやる事にしました! と言うのも先般 (株)OER様に直接技術質問を ぶつけて見た所 直接お電話にて返答があり そのついでに このスクリューの調整を聞いて見たのでした その回答は・・・・・・ このスクリューは OER45新品の初期出荷状態(ポンプ40)で 1回の作動につき0.4cc吐出されるようにセットしてあるそうで その状態を基準に 6気筒車なら 3基共同じ回転数 締めるか緩めるかで増減を行いながら セッティングをして行くそうです そして その初期スクリュー位置は 1番奥まで締め込んで何回転や その逆で緩めてから何回転と言う数値は無く あくまで吐出1回0.4ccになるスクリュー位置が 基準となりますので初期位置が解らなくなった場合や 中古で入手して 既にバラバラにいじられた物などは あまりキャブに詳しくない方だと 初期状態に戻すのがお手上げな感もありますし ちまたのキャブOH屋さんに出したとしても SOLEXやWEBERには無い機構なので (※実はSOLEXやWEBERも 非分解になってる部分で調整出来ますが・・・) よほどキャブに精通したお店で無いと ここまでやってある(くれる)かどうか 微妙な感も有ります・・・ なのでここら辺がOERキャブには当たりはずれ?が多く OHしてもセッティングが出ない??同調が取りづらい??? と言われている所以なのかと思います 担当者様からの余談ですが やはり中古のOERや新品のクレーム? などでこのスクリューを既にバラバラにいじってあったり カンでグルグル適当に回してしまい 調子を崩しました・・・(同期が取れずセッティングが全く出ない) と言う質問が結構多いそうです ちなみにその基準値が狂った場合の調整要領としては 1回の吐出0.4ccを計る・・・・事は難しいので レバーを5回動かして吐出させ それをメスシリンダーでこぼさず採取し 5回の合計が2ccになるよう調整して行くそうです・・・・ しかしこの調整方法を個人でやる場合だと 微量を計れるメスシリンダーなんかが必要になりますし ほんの少しこぼしたり集められなかっただけで 数値が変わって来ますので もっと簡単?に調整出来る方法を 勝手に考えてやって見る事にします!!! 前述した通り 1回のポンプ作動による吐出量基準値は 0.4ccなのでガソリンの比重0.75をかけると 0.4×0.75=0.3グラムなので レバーを押して10回吐出させ 吐出前より重さが−3グラム減る所に調整して行けばOKとなります それではこの方法で実践して見ましょう! ではこの前付けたばっかりのキャブを1つ外します 外したらまずはポンプを作動させ目視で 左右均等に吐出しているか確認! レバーを動かしてピュピュッと出した結果 どうやら左右に差は無い感じです お次は秤に乗せて重さを量ります・・・・ って 激安デジタル秤なので 2キロまでしか計れず 2キロ以上重さのあるOERは1台じゃ計れません・・・・ 確かもう一台計りがあったのでソイツを持ってきて 2台で計れば〜・・・・・なんとか計れました! 秤2台の重さを足して 更に数値の追い込みと言う事でアルミの○○玉(1グラム)を 半分に切った物(0.5グラム)と その半分をまた半分に切った物(0.25グラム)の 計測ウエイトを用意して そのウエイトの一番軽い方から秤の端に 1グラムの数字が変わるまで乗せて行き 変わった所から今乗ってる計測ウエイトの重さを引いて 0.25グラム単位まで追い込んで行きます 重量を量ったらレバーを押して10回吐出! スロットル回りについているガソリンもキッチリ拭いて 再び重さを計測! その結果当初の重さは2330グラム 吐出後の重さは2328.25グラム 差し引いて−1.75グラム 吐出の誤差を確認する為 何もイジらずに また10回吐出後計測・・・・ 今度は2326.5グラムなので ポンプの作動は意外と正確なようです しかし10回で−1.75グラムだと吐出が少ないので −3グラムになるまで何十回も結局何百回も(笑) ポンプアジャストスクリューを回しちゃ吐出させ計測・・・・ を繰り返しました・・・・・・・ 多分100ウン十回・・・・・ぐらい計測した所で 10回吐出で大体−3グラムになりました! これで1基終了・・・・(泣) 終わったら早速取り付けて次のキャブに着手・・・・(大泣) キャブのレバーをカチャカチャイジっては 重さを量って・・・・・・・を丸1日繰り返して ようやく3基終了・・・・・ 喜び勇んでエンジンをかけて見るものの 目に見えた変化は全くありません・・・・・ まあまあ実走をした訳じゃ無いのでなんともなんですが 一応キャブ3基共ポンプの吐出が 基準値に戻ったと言う事でヨシとします 後はここから3基均等同方向回転でスクリューを回して 増やしたり減らしたりして様子を見ようと思います ジェットを入手して ソコソコちゃんと走れるようになってからですが・・・(笑) |