死ぬまで続くか?ハコスカ作業・・・(笑)


前オーナーの仕様で オイルストレーナー位置が
後ろから前に変更されているようですが
私がやらない仕様で加工してあるようなので
修正する事にしました



沈みプラグ化する為に 
沈みプラグが沈む深さまで16.5ミリの下穴を開けた後
M18P1.5にタップ立てしま〜す



次はオイルリリーフの無効化です



元々のオイルリリーフを壊して外したら
プラグを叩き込んで終了

 第241話
チョイチョイ進む
2023.7


動かし用エンジンの次の一手が不在なので
手持ち部品をかき集めて何か組んでます(笑)
眺めてても進まないので
ボチボチやって行こうと思います





元々開いているストレーナー穴のフタなんですが
平板で塞いであります
まあコレはコレでいいんですが 
あまり好きでは無いのでココを変更します


ストレーナー移動未加工ブロックであれば
何も無い前側のストレーナー位置に
15.5ミリの穴を開けてオイルラインを作ります
コイツは既に加工してあるので
コチラの穴口にも沈みプラグが使えるよう
同じくタップ立てしておきます
これで前後ストレーナー両対応になりました


材料は価格もお手頃
一般的なテーパピン先端をぶった切り
オイルリリーフの代わりに打ち込むだけです



私的にはレベルゲージの前側への移設は
移設しなくても H付近でレベルゲージを切断して
取り付ければH付近のオイル量は確認出来るのと
レベルゲージがオイル通路を貫通してしまう関係上
トラブルの元なのでやらないのですが
このブロックは既に加工してあるようです
どうしても前側にしたい時は
加工後の信頼性を高めるのに
ブロック中側はテーパー加工
ブロック外側はテーパねじ立て仕様にして
外側で締め込みながら
内側を密着させるのが安心出来る加工法だと
思っているのですが
これはストレートのパイプを外側から
圧入で打ち込んであるだけのようで
この箇所のトラブルがホントに多く
一応検査する必要がありそうなので
次はこのあたりの点検をやろうと思います

点検といっても難しい作業では無く
エアブローして漏洩検査するだけです


まずは金属パテで目打ちして隙間を埋める事にします

 第242話
嫌な予感・・・
2023.8


先回からの続きで
レベルゲージが前側に移設してある周辺を
点検しておこうと思います
加工不良でトラブルが多い箇所なので
何もおこってない事を願いつつ点検して見ます



表側と中側が同じ穴の大きさで
レベルゲージの刺す部分を
外側と同じサイズの圧入で差してあるだけだと
かなりの高確率で内面側に漏洩が発生するので
一応点検して見ましたが あらららら・・・
予想通り悪い予感が的中していました
エアで加圧するとプクプクと漏れてきます
反対の外側は大丈夫なようです
吸引側なのでこんなの大したこと無い???
って話もありますが 完全に不安材料なので
処置しておく事にします


目打ち完了 硬化時間が24時間以上かかるので
今回はここまで
硬化したら 漏れていなかった外側と
硬化したこの上にも液状ガスケットを塗布して
更に予防線を張っておく事にします
次回はそこからのスタートになりそうです

各種ピストンを捜索します
どれも1個か2個破壊していて
4人組や5人組ばかりですが
使えそうなヤツを探して見ます


5個入りの箱を開けてみました
1個棚落ちした記憶があるので 
やはり5人しか入ってません(笑)
あら?新品リングも入ってました こりゃラッキー
ただ すっかり忘れてただけですが
いい方に捉える事にします


ピストンが1個足りないので作る事にします
バルブリセスの型を取るのにピストンを連結します


KA24Eの新品ピストンを開けて見ました
6個あるようですが今回1個使うので
今度はコイツが5人組になりました
L型を卒業する人が出ると
オク等で何個かよく出てくるので
出たらまた補充しておこうと思います(笑)


こんな感じですね〜


ボチボチ加工中

 第243話
何使うかな〜?
2023.8


ブロックの方はボチボチ進んでいますが
ピストンとコンロッドを何にするか全く決めていません
今回もブロックのボアサイズに合わせて
ピストンを選ぶことになりそうですが
使えそうなヤツが残ってるのか探して見る事にします


色々探して見ましたがクリアランスとかを考えても
KA24Eいわゆるプレーリーピストンが
一番具合が良さそうです
これも5人組のようですが
新品も出てきたので6個揃えるのは何とかなるかな?


そのうちの1個に何方かか名前が掘ってありました
ピストンを作った方なのか
私が手に入れて一度使う前に
エンジンを組んだ方なのかは不明です


型紙をギュウギュウ押し付けて
バルブリセスを写し取って行きます


型紙完成 これを新品ピストンに転写します


後は同じ深さに掘っていくだけ〜
NCマシンでは無いので手掘りですね(笑)


ピストン完成!これで6人揃いました
ピンハイトが33ミリなんで
L28クランクと組み合わせる場合
芯間133ミリL20コンロッドで
ピン21ミリにフルフロー化されたコンロッドが必要です
次はコンロッド探し&作成ですかね〜?

各種コンロッドの中からピン21ミリ用に
フルフロー加工されたL20コンロッドを
かき集めて行きます
足りなければ作成ですね・・・


まずブッシュ入りの方を見てみますが
ブッシュ内径はピン21ミリ用ですが
寄せ集めなだけに給油口の穴サイズが
マチマチです それだけだったら
一番大きい穴に合わせて
加工すればいいだけなんですが
給油口自体が2個の物も混じってます
穴の数が多いのはどうしようもないので
1本ブッシュ入りフルフローコンロッドを
新たに作成する必要がありそうです


使うコンロッドも決まった所で
ピンクリアランスを確認して行きます
ここでユルユルだとまた振り出しに戻って
コンロッド探しになります・・・
 第244話
コンロッドどうするベ?
2023.8




先回足りないピストンを作成して
KA24Eピストンで組む事に決定したんですが
コンロッドをまだ準備していません
数値的には ピストンのピンハイトが33ミリなんで
L28クランクなら芯間133ミリのL20コンロッドが
必要になりますね〜
多分あったはず?なので 捜索する事にします




軽量化や機械加工されている物は
機械加工して新たに作成する必要が出てくるので
21ミリフルフロー化以外に加工されていない物を
中心に集めた結果 ブッシュ入タイプと
ブッシュ無しタイプで6本づつ集まりました
果たして行けるのかな?


次にブッシュ無しタイプを見てみます
こっちは6本SETのようで同じ加工がされています
手間を考えるとこっちの方が都合が良さそうなので
今回はブッシュなしタイプを使おうと思います


ユルユルだとOUTだったんですが
都合よくどれもクリアランスはキツめのようでした
なのでアジャスタブルリーマで微調整して
コンロッドも揃いました
これで腰下の材料は大体揃ったので
ようやく組付けに入れそうです

道の駅めぐり?ではありません
時間まで待機しております
この近傍にある施設と言えば・・・・


さて 一応車の準備やら
ドラミやらなんやら終わって走行開始!
1週の慣熟走行ののち 皆さん本気モード突入です
それにしてもグランプリコースは広い!
当然自分も本気モードと行きたい所ですが
エンジンはチョー不安・・・
タイヤもチョー不安・・・
と不安要素しか見当たりません(笑)
やはりコースはウェットなので
目測でブレーキングすると大体間に合わない・・・
コーナリング中はグリップ感殆んど無し・・
と 思ってた矢先何周目かに
1コーナーでフルスピンしちゃいました・・・
その翌週回スピン後なだけにいきんで1コーナー突入!
今度は思いっきりコースアウト・・・(笑)
自力復帰出来たので続けて走ります


自分の車から出火してないかチラ見しながら見学です(笑)


スマホのカメラがダサいので
思うような画像が取れませんが
よく行けるな〜と関心しちゃいます・・・


後は夜の部?におじゃまして
楽しい1日を過ごしました
久々に超楽しい1日を過ごす事が出来ました
今回この企画に携わった皆さん
本当にお疲れ様でした!!
またどこかでお会い出来る事を願っております!
 第245話
久々に走るゾ!
2023.8






十勝スピードウェイでした〜
北海道ではフルコースのサーキットは
現在十勝ぐらいしか無く
近所だった白老カーランドが閉業してからは
気軽に行ける距離に無く
サーキット走行自体からだいぶ遠のいておりました
しかも今回はグランプリコース専有と言う事で
思いっきり楽しもうと思ってますが
現在のエンジンは転がし用予備エンジン
タイヤの事まで頭が回っておらず
フツーのラジアルタイヤで挑む事になってます
今は小雨ですがこの後雨予報なので
ウェットでのトライになりそうです
環境がどうのこうのより どんな状況でも
仲間と車を全開でかっとばして競い合うのが
至福の喜びなので出来ることを最大限出し切って
楽しみたいと思います


さて コースアウトの数周後・・・
6コーナーでリアブレーキがブレークした後
後ろ側に全く制動感が無くなってしまいました
一応そのまま走行を続けますが
やはりフロントしか効いてないようで
かなりフロントダイブでコーナーに突入する上
ウエットでズルズルなので無茶苦茶おっかないです
その翌週回 今度はリアブレーキが戻らなくなって
効きっぱなしの引きずり状態になってしまいました
ここで流石にピットイン・・・
ピットに入って確認しようとすると
画像では分かりづらいのですが
消化器を構えて待つぐらいの煙がリアから出てます
ピット内が煙で真っ白になりそうなので
ピット外に出て消化器を持ちながら
ブレーキが冷えるのを待ちます
チーン・・・ 今回の走行はここで終了となりました
残りは他の方の走行を見学します・・・


トップスピードが明らかに違うので
無茶苦茶早く見えます と言うか早いです!



リアブレーキからの煙も収まったので
自走出来るよう小細工して見ます
と言うかブリーダーを緩めて
キャリパーピストンを一度引っ込めたら
引き吊りは無くなりましたが
リアキャリパーのブレーキ液が
完全に一度沸騰してしまってるので
ブレーキがフニャフニャなのと
やはりフロントしか効いてないようです
しかしペダルの底突きは無く
リアのキャリパーピストンもちゃんと戻ってるようで
街乗りは十分可能な所まで復旧出来たので
このまま自走で帰る事にします
とりあえず 破滅的 致命的な故障は無く
走行を終える事が出来ました



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