死ぬまで続くか?ハコスカ作業・・・(笑)



何年もず〜っと放置だった
シリンダーリークテスターです
買った時はこんな便利な物があるんだ!
と思いましたが 最初に使ったっきり
再度使うには至らず ず〜っと放置でしたが
今回また使ってみる事にします
まずはどんな測定器かと言うと
シリンダーにエアを送って
エアのリークで密閉度を測る道具です
この道具単体で使う前にコンプレッションゲージで
圧縮を測定してから不良箇所があれば
その気筒の不良箇所の確定診断に使うのが
効率的な使い方のようです
どこの何をどう調べる事が出来るのかと言うと
各気筒のプラグ穴からエアを流して
シューシューとエアの漏れる音を探して
不良箇所を特定するゲージです
大きくは IN EXのバルブ閉鎖状態
ピストン&ピストンリングの閉塞状態
ガスケットの吹き抜けを調べる事が出来るようです
早速使ってみましょう


英語で書かれたペラ紙1枚ですが
使い方が書いてあったようなので読んで見ました(笑)
初期セットはホース中間のコネクターを外して
エアが漏れない状態にしたら
左の黒いレギュレーターで2K前後のエアにして
右側のゲージの針が0に指すよう微調整してから使う
みたいな事が書いてあります
やはり最初から読むべきでした(笑)


1番から点火順序に従って次々計測して行きますが
計測位置としては バルブが閉じてる状態の
圧縮下死点〜圧縮上死点の位置に
クランクを持ってくる必要があります
1番は圧縮上死点の切り欠きがあるので
その手前と位置が分かりやすいのですが
次の気筒に移る時は点火順序に従って
6気筒の場合120度クランクを回転させる必要があります
通常は指示する目印が何もありませんが
圧縮下死点〜圧縮上死点と幅が広いので
大体の位置でも大丈夫そうです
でもでもここで貼ってて良かったプーリーシール!
一応正確な位置で次々120度プラスして
計測を進めて行きました その結果は?


ついでなのでこっちの緑エンジンも計測して見ます


6番の計測に入った所 ちょっと変化がありました
ゲージは上の位置を指しており正常の範囲内ですが
インテークからシューシューとけっこう漏れがあります
最初に書きましたが不良箇所からエアが多く漏れるので
他の箇所に漏れが無いか聞き耳を立てます
バルブの密着が悪ければその箇所からのエア漏れ
ピストン&シリンダー ピストンリングが悪ければ
ブローバイホース口からの漏れ
ガスケットの吹き抜けがある場合は
冷却水口にコポコポとエアが漏れてくるか
腰上にオイルがあるうちは
オイルフィルター口にオイルの逆流があるようです


6番インテークに詰め物をして塞ぐと
数値が良くなってブローバイホース口 
エキゾーストの箇所は他の気筒と同様
微細なエア漏れしかしていないようなので
6番インテークだけが若干不良なんでしょう
ゲージ上では正常の範囲内なので
ヘッドを切って見てみるか迷う所ですが
当分使う予定も無さそうなので
ヒマを見て確認して見ようと思います
 第261話
使って見よう
2023.11



数年前 これは便利じゃ無いか?と思って
購入したグッズを急に思い出したので
使って見る事にしました それは何かと言うと〜?




早速何も見ずに予想で取り付けてエアを流して見た所 
1番に8キロのエアが直接かかってエンジンが回ってしまい
クランクを回すために掛けていたレンチが
ぶっ飛んで行きました・・・・・
幸いその辺に転がっただけで済みましたが
何かをぶっ壊してしまう所でした
あぶないあぶない・・・




計測中のメーター画像です
右のメーターでグリーンゾーンにあれば
良好だと判断出来るようです
メーター読みでは結構優秀なのかな?
この状態でも インテークとエキゾースト
ブローバイホースから僅かにエアが漏れる音が聞こえますが
多分これが正常で
不良箇所があった場合は針が左に振れて
もっと盛大にエアが漏れるんだと思います




測定の結果 目に見える異常は無さそうで
数値的にも良好でした
このまま予備エンジンとして格納してもいいんですが
あまりにもフツーのエンジンで
全然面白くないのが分かったので
せめてカムぐらいはもっとマシなヤツに
交換しようかと思ってます




大体どこの気筒も右ゲージの針の指す位置はこの辺で
グリーンゾーンにあれば正常らしいので
多分優秀?なんでしょう
こちらも次々計測を進めて行きます


漏れる音の箇所を更に特定する為
サウンドスコープを出してきました
決してお医者さんごっこではありません・・・
やはり6番インテークからのエア漏れが一番多いようです





思い出したように使ってみましたが
やはりけっこう便利な品物かもしれません
不良箇所も発見出来たので
その箇所が実際はどうなっているのか
そのうち調べて見ようと思います

車に載ってる状態だったらヘッドを切るのは
ちょっと悩みますが
降りてる状態なのでさっさと分解して
モヤモヤを晴らしたいと思います


確認は6番インテークだけなので
さっさと取り外して行きま〜す!


バルブの方も見ましたが
こちらもおかしな所は無さそうに見えます
あれ〜???
とりあえずバルブに着いてるカーボンを
落として見る事にします


確かここらあたりのどこかに入ってそうな気が・・・
分解とか何とかよりも 部品探しに
一番時間を食ってますね(笑)

 第262話
気になるね〜
2023.12


先回シリンダーリークテスターを使って
緑エンジンの6番インテークバルブに
に若干不良箇所があるのが判明したんですが
ゲージの指示範囲では正常の範囲内と言いつつも
どんな感じになってるのか気になって仕方がないので
やっぱり分解して見る事にしました
さて どんな状態なんでしょうか?




降りてるだけに
ものの数十分でこの状態になりました
次はヘッドに取り掛かります


バルブシートの状態を見てみますが
特に異常を感じる所も見当たらず
バルブの当たりも正常な感じがしますね〜
バルブの方が悪いのかな?


カーボンを落として見た所
虫食いのような箇所を発見しました
多分これが原因かな?
途中途中保管期間が長かったのもあったので
点サビからの虫食いでしょうか?
バルブ自体は研磨修正すれば行けそうですが
中古があるはずなので程度が良さそうなヤツに
交換しようと思います


ストック部品のバルブを発見した所で今回は終了
見た感じバルブはそのまま使えそうなので
次はバルブの当たりを見て組む所からの
スタートになりそうです


シートの状態はそんなに悪く無いようですが
一応リセット?を兼ねて
軽く修正しておく事にしました


確認でリークチェッカーとエアブローで
閉塞点検しておきます 
ブクブクと泡も出てこないので結果は良好!
後は合体です


とりあえず復旧完了で〜す
次の出番がいつになるかは分かりませんが
倉庫にしまっておこうと思います

 第263話
さっさと取り替え・・・
2023.12





シートカッターでさらっと修正
画像を取り忘れましたが
修正後 タコ棒とラッパーで
すり合わせして当たりを見たら完了です


清掃後マーキングした状態に合わせて
ヘッドとカムを戻すだけなので
小一時間で合体出来ました



このままず〜っと放置って訳にも行かないので
状態を確認しようと思います


ピストンを抜いたので各気筒点検して行きます


1番ピストンから順に点検して行きます
1番と2番は特に異常なし
3番はTOPが破片でズタズタですが
リング周りの異常はナシ
お次は4番を・・・・
ありゃ?6番に棚落ち症状がありましたが
4番も棚落ちしてますね〜


最後の6番です
棚落ち症状が明らかだったのは6番で
セカンドリングが折れてました
リング溝にもクラックがありますね〜

 第264話
調べて見るか・・・
2023.12



ピストン棚落ち症状が出て
9月に別エンジンを組む為
ヘッドだけ搾取されてしまった
腰下のみの赤エンジンですが
このまま放置って訳にも行かないので
腰下部分の状態を確認して見る事にしました
さて どうなってる事やら・・・



ピストンを抜いて見ました
ピンのメタル当たり状態は良好!
ようやく当たりが出てきたな〜って所でしょうか
画像がありませんが ジャーナル側メタルも
同じような状態なのでクランクはこのまま使えそうです
ブロックの方はどこかダメな所があるだろうと
思っていましたが 意外にノーダメージで
クリアランスを見てからになりますが
再度ホーニングすれば行けそうな気がします


明らかにすぐ分かるのは3番ピストンで
バルブスプリング折れの影響で
バルブがピストンに当たりバルブ曲がりで
バルブガイドも折れてしまい
燃焼室で粉々になったようです
運良くシリンダー隔壁への破片の噛み込みは
ありませんでしたが
ピストンはご覧の状態です


お次は5番ピストン
あれ〜?コイツも棚落ちが始まってますね〜
コイツはここ一箇所のようです
では最後の6番に


結果としてはブロックとクランクは無事
コンロッドは多分使えそう
ピストンは1番と2番は使用可能
3〜6番は破損しててダメって結果でした
1番の棚落ち原因としては 当初組んでいたヘッドが
圧縮比12超えのヘッドだったってのと
組み合わせたカムが東名の80Cと
超ハイリフト&四角いカムだったってトコでしょうか?
よくよく考えれば 旧態依然の超短命仕様で
やってる事が30年前と変わりませんね(笑)
多分生き残ったブロックとクランクを使って
再構築して行く事になりますが
次はもう少し圧縮比を抑えて
もっと長生きなエンジンにしようと思います

フロントフェンダーを塗装に出していたんですが
年内なんとか帰還しました
とりあえずまだ付いていない物があるので
取り付けて行こうと思います


左右のスカイラインエンブレムと
GTエンブレムがまだ未装着なので
取り付ける事にします
取付穴はそのままにしてもらったので
位置合わせの必要は無く
この穴に挿して貼り付けるだけです


特に悩む事も無く
細かく切った両面テープを貼って
刺して行くだけです
エンブレムは元々使っていた物の再利用で
経年劣化で輝きも無く塗色もハゲて欠けたりしてますが
愛着があるのでこのまままた使って行こうと思います
他にもフロントOF取り付け後に
変更しようと思っていた物があるので
年末年始にやる事には困ら無さそうです(笑)
 第265話
年内なんとか・・・
2023.12





日中で温かいとはいえ車庫内は−5度ぐらいです
ストーブから何メーターかが安全地帯になります(笑)


貼り付ける為の両面テープですが
その辺に置いておくと
あっという間に冷凍両面テープになってしまい
全くくっつかなくなるので
ポケットで温めながら進めて行きます


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