挫折しないゾやるぜレストア!
4ドアハコスカ ボロスカレストア日記
その18


左フロントドアの修復に入ります
同じ車に付いてたドアなので
右フロントと同程度の状態ですね〜


分解して行かないと先に進まないので
取り外せる所をバラして行きます
取り外しはは 右ドア同様
ドア開閉機構周り
レギュレーターアーム
三角窓&ガラスレール
ガラス
三角窓&ガラスレールの組部品は
後でゴム交換する時までそのまま放置です


表裏のサビ落としが大体終わりました
画像ではなかなか伝わりませんが
下側に行くにつれ結構なパテの量で
自分も周囲もサビとパテの粉だらけです・・・


パカッ 開けてみました
やっぱり中は未処理で金属むき出しのまま
溶接して貼ってあるだけでした
でも意外とベースは残ってる気がします
形状のヒントはなるべく多く残ってた方がいいですね

 2025.9




裏側角の状態です
下側はどこも同じような状態です


ドア部品のバラしも終わったので
早速カップワイヤーでサビ落としして行きます
カップワイヤーの入らない角部分は
ポータブルのサンドブラストで落としますが
コンプレッサー容量が少ないので
一瞬当てて〜エアが貯まるのを待って〜
の繰り返しです
サビ浮きが見られない箇所の塗装とかは
上塗りしちゃう予定なので剥がしませ〜ん


右ドア後方にも何か貼ってありましたが
左ドアにも同様に貼ってあります
流石に見ないふりは出来ないので
剥がしてみます


サビ落としも終了したので
進行を鈍化させる意味も含め
中側と表側の鉄板むき出し箇所に
サビ転換液を塗布しました
乾かない事には次の作業に移れないので
今回はここまで 
次回は切り貼り作業になると思いま〜す

左ドアの切り貼り作業に取り掛かります
腐っている所をカットしました
残念なのは下から10センチぐらいの位置にある
プレスラインまで腐食が進んでいて
鋭角プレスなら良かったんですが
丸いプレス形状なので
同一形状に作るのに一手間かかりそうな
気がします・・・


流石に1枚物での作成は難しいので
ブロックごとに切り貼りしようと思います
まずは手間がかかりそうな
プレスライン部分の部品を廃カレンダーで
型取りして切り出して来ました
まだ平面の状態なので 曲げないといけませんが
どういうふうに加工するか考え中です

稚拙な思いつきで まあこういう曲げ加工です
ボルトのRを使って曲げました

次の部品を切り出しました
型取りと作成までは変わりません
僅かにRしている部品なので
単管パイプや膝頭に押し当てて
何となく合うよう曲げていきます


溶接完了です
表側なのでビードを均して次の箇所に移ります


ここも溶接完了で〜す

 2025.9




裏側ベースに腐食で穴開き箇所があるので
まずはそこを切り貼りと溶接穴埋めで直します
内部のビードは削って均さないと
この上に切り貼りする部品のジャマになりそうなので
ここはちゃんと削っておきます


プレスラインのR形状に近そうな廃材を
探しています
このボルトが一番近い感じですね〜


曲げた部品を取り付けました
上手く行ったようなダメなような・・・
後はパテで何とかなりそうなので
次の箇所に移ります


溶接取り付け中で〜す


工程は殆ど同じですね
この面もほんの少しRが付いてる箇所ですが
幅が小さいので平面のままでも大丈夫そうです


これで左ドア右隅の修復は完了です
このドアの修復が必要な箇所は
ここだけのようなので
この後裏表にサビ転換液を塗りたくって
作業終了です
次はリア側のドアとちらかに着手しようと思います


修復を終えたフロントドアが周りに鎮座していいて
作業のジャマになって来たので
仮に取り付ける所からスタートです
腐った箇所は切り貼りしましたが
上手いこと修復出来てるのかは
リアドアが出来ないと判断が難しいですね〜


画像的には進んでない気がしますが
分解を終えました
大体の順番は
ドアオープン機構→ガラスレギュレーター→
中間ガラスレール→前側ガラス→後ろ側ガラス
って感じですかね〜


塗装の下にサビ種が無くなる所まで
サビ落とし&塗装剥がしをやりました
結構なパテの量だな〜とは思いましたが
やはりここも後方に何か貼ってありますね〜
面倒な予感しかしません・・・


ようやくサビ落としを終えたので
全体にサビ転換液を塗布しておきます
中身の端部分も液を多めに垂らした後
グルグル回しながら位置を替えて
隅まで液が行き渡るようにしました
処理した効果が解るのは数十年先でしょうか?
今回はここでタイムアップ
次回から切り貼りに進む予定で〜す
 2025.10




リアの右ドア修復に取り掛かります
ドア3枚目なのでデジャブ感が強く
気持ちも萎え気味ですが
ボチボチ進めて行きます・・・


程度はどのドアも似たりよったりのようです
あまり凝視すると嫌になるばかりなので
さらっと確認して次にに進みます(笑)


やはりここも合わせ面は未処理のまま
貼り付け板金で修復してありました
何十年持ったかは解りませんが
めくった裏側はこんな状態になってます
眺めていても進まないので
前側ドア同様全体を剥がして
鉄板むき出しにするのでは無く
塗装を剥がした箇所と
浮サビが発生している箇所を重点に
ワイヤブラシ&カップワイヤーと
角部分はブラストガンでサビ落としして行きます


右リアドア修復の続きです
腐ってる箇所を切り取っています
切り取った奥についでなので
転換液を塗って 乾くのを待ちながら
状態を確認します
3箇所ほど切り取り修復すれば大丈夫そうです


鉄板を切り出して来ました
Rが付いてる箇所なので
平面のままって訳には行かなさそうです
下に転がしてある単管パイプや
膝とか(笑)に鉄板を押し当てて
なるべくピタッとハマるよう合わせて行きます


中間部分の修復に入ります
工程的には前側と同じです
ここも少しだけRしてるので
グニッと曲げてハマるよう合わせます

 2025.10





まずは前側から切り貼りして行きます
毎度の廃カレンダーで
切り貼り用の型紙作成です


納得の行く所まで曲げを合わせる事が出来たので
溶接で取り付けて行きます
点付け溶接〜冷却の繰り返しで
作業を急ぎすぎて歪まないよう注意ですね


前方と中間部分の切り貼りを終えました
今回はここまで
今のところま〜何となく修復出来てると思います
後方部分は裏側のベースと
耳部分も失われてるので
変な形にならないよう
もう少し丁寧にやろうと思ってま〜す(笑)

右リアドア後端部分の修復に取り掛かります
角が腐食で無くなっていて
形状を戻さないといけないので
変な形にならないよう注意しながら進めます


切り貼りして復旧しました
形状は大体合ってるはず?
と信じて突き進むのみ(笑)


型紙から部品を切り出して来ました
ここもRが付いてるパーツなので
単管パイプやらなんやらに押し当てて
ピッタリはまるように曲げて行きます


ビードを削ったら この箇所は作業終了です

 2025.10




まずはベースとなる土台部分を作成する事にします
毎度の型紙取りです


本来表側は1枚の端を折り込んで
ベースを挟んでるんですが
1枚で作ろうとすると下列は直線で
加工が容易なのに対し
縦列は折り曲げ&R加工が伴う事もあって
一枚モノでは作らず
10ミリ幅で細く切った鉄板を二つ折りにして
端部分だけ作ってベースに挟みました
これで端部分の加工と取り付けが終わったので
表面部分を作って取り付けようと思います


後は歪まないようゆっくり全周を
点付け溶接して行きます


サビ転換液を塗ったら
右Rドア修復作業完了です
次は左Rドアに突き進みま〜す

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