こんなヘッドを入手! ちなみにN42 ポートはこんな感じ・・・ 結構掘ってありますね 面研量は1〜2ミリってトコでしょうか? 燃焼室は手つかず シートリングはI入れ替えてあります ガイド シートリングに 細心の注意を払いながら・・・・ 3カ所終了! 残りは気が向いた時に・・・(笑) |
第261話 ええもん買うた〜! 2005.3 某所より とある加工途中N42ヘッドを購入しました! 早速なめ回すように 仕様を確認します まずはポートを・・・・・ パッと見た感じINは拡大されています オフセットしてる感じも無いので 多分ニスモガスケットあたりで合わせてあるのでは・・・ EXは・・・・修正程度いじってあるようです・・・ そんでもってお次はN42の文字を〜・・・・ 2の文字下まで面研してあるようなので 量としては1〜2ミリってトコでしょう・・・ 私的には後1〜2ミリ追い込んで 圧縮比13:1ぐらいに持っていきたいトコです まあ燃焼室の加工次第で決まるのですが・・・ そんでもってお次は燃焼室・・・・ 燃焼室自体は未加工のようで バルブガイドはリン青銅に打ち変え済み シートリングもIN46 EX38ぐらいが入るような物に 入れ替えてあります 新たなシートリング内径に合わせて ポート奥まで少し機械で掘り込んだ状態で こちらも段差ならし程度の加工が必要です 燃焼室自体もシートリング外周のRと燃焼室のRが 合わさった所を よりハート形に加工予定 アルゴン肉盛りはしない予定なので ポート 燃焼室共々削るだけで済みそうです こんな感じの仕様なので 手持ちのヘッド軍団よりも お金がかからなさそうだし面白そうなヘッドが作れそうなので このヘッドを完成させて 夢の3.1リッターエンジンに 使う事にしました!う〜ん良い物買ったかも!(笑) それでは早速出来る事から始めましょう!(笑) まずはリューターで シートリング内径と ポートの段差をならします! ギューンギューンギュイーン・・・ ギューンギューン・・・ ギューンガリッ!おっと危ない・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ とりあえず3気筒分おおまかに終わりました・・・ 残りは 気が向いた時に進めたいと思います・・・ |
エブロ? いやいや レイズ(RAY’S)製1/43ハコです カーナンバー3 黒澤車です 出来は結構いい感じ 中央は前から持っていた 同じアイアイアド製 57号 高橋車 高橋氏直筆のサイン入り・・・家宝です・・・ 買ったのは左の40号 長村車?と 右の59号 都平車 4ドアレーシングカー軍団! |
第262話 何台買うの? 2005.3 え〜っと・・・またまたミニカーネタです 昨年末 模型店で貰ってきた新製品紹介の小冊子にて RAY’Sと言うブランドから1/43スケールのハコスカレーシングが 発売されているのを知りました・・・・ 色だけ見たら 「エブロから出てるじゃん!」なんですが よくよくカーナンバーを見ると〜・・・・ 1.2.3号車?1971年フジのグラチャンモデルなのでした・・・ (高橋、北野、黒澤車) う〜ん・・・1/43ミニカーで見た事が無い番号・・・ ほ・・・欲しい・・・・・・ しかしその小冊子を貰った模型店でも取り扱いしてないし 販売元も完売だそうで 半ば諦めていたのですが・・・ 2月あたりから出る出る・・・ヤフオクに・・・・ と言う事で買ってしまいました・・・ 出来は結構いい感じです! 当分の間は グリグリ眺める事にします!(笑) その他にも たまたま買った物が・・・・・・ それは〜・・・・ アイアイアド製 アドバンスピリッツ1/43 4ドアレーシング! 2ドアのレーシングカーは各社出ているのですが 4ドアはなかなか無いので 以前から欲しくてしょうがなかったのですが これまたヤフオクで発見!即購入です!!! ちなみに今回買ったのは 初戦クラブマンレースに出場した 銀/黄緑 カーナンバー40 長村車(合ってるかな?) 70年JAFグランプリ出場の銀59号 都平車です このメーカーは 他にも4ドアで 初勝利39号車 白/赤2本ラインの50号車 70JAF GP アイボリー58号車 確認出来たのはこれぐらいで 他にあるかもしれません・・・ う〜ん・・・・ 初勝利39号車と アイボリー58号車は エブロでも出ていて 購買意欲は沸かないのですが 未知の白/赤2本ライン50号車はかな〜り欲しいです・・・・・ これからも こまめに探して いつか手に入れたい物です・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 物欲はどこまでも続きます・・・・・ ちょっと過密になって来ました・・・・・ 展示場所 要確保ですね・・・・ |
先週やり残しの残り3気筒を こんな感じから・・・・ ポート奥をこんな感じに仕上げて・・・ お次はこの辺を・・・・ (IN EX両方共) なんとなくハート型に近づけて・・・ (当然6気筒分) なんとなく完成! |
第263話 燃焼室をガリガリと・・・ 2005.3 先週から引き続いて ポート回りの加工です 行程については全く変わりません 3気筒分は終わっているので 残り3気筒分に取りかかります シートリングに細心の注意を払いながら リューターでガリガリと〜・・・・・ ポートの顎部分のRは 少しでも多く残しておかないと 経験上逆効果でパワーダウンの原因なる上 角が立っていても これまたパワーダウンなので エッジ取りでなだらかなRに仕上げる程度で辞め 反対側(プラグ側)の壁面をシートリング内径が そのままポート出口(入り口)に繋がるよう削って行きます ガリガリギュウ〜ン・・・・・ ギュンギュ〜ン・・・・・ ガリガリッ ・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ 残り3気筒分完了です・・・・ さてさてお次は燃焼室!! こちらは シートリングを大きい物に変更してある為 シートリング外周のRと焼室自体のRの交点に 角が出来てます・・・・・ 見た感じ いい感じはしないので ハート型に近づくよう削ります! これまたシートリングに気を付けて〜・・・・・ ギューンギュギューン・・・・・・・ ガリガリギューン・・・・・ ガリガリガリガリ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 6気筒分終わりました・・・・・ これでなんとなくハート型になりました! この後 ポート 燃焼室共々 240番ぐらいのペーパーで磨いて ある程度なだらかにして行きます! ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ホイ 完了! ここから凝って仕上げる方は鏡面になるまで 仕上げると思いますが やっても自己満足出来る程度で 殆ど体感出来る効果は無かった気がしますので ここでヤメる事にします・・・ さ〜て これで手加工での削りは 大体終わりました! お次はバルブ選びと そのバルブにグリスを塗って 仮組みした後 燃焼室容積の測定になります・・・・ はぁ〜・・・・次回はいつ取りかかれる事やら・・・・ |
手前3種IN 奥3種EX どれにしようか・・・ まずはインテーク 左から 亀有45パイバルブ 流用品不明46.5パイバルブ 東名?らしい46パイバルブ そしてエキゾースト 左から 亀有 なにかの流用品 東名? 径は皆38パイです そんな訳でこのヘッドに使うバルブは 東名製?IN46EX38に決定! |
第264話 バルブ選択・・・ 2005.3 さてさて ヘッド回りの作業が続いています・・・・・ 今回は 使うバルブを決めようかと・・・・ まずは手持ちのビッグバルブ君たちを引っ張り出します! 候補は画像の通りで 亀有 流用品 東名らしい? 3種の中から選ぼうかと思います ヘッドのシートリングは 合わせて見た結果 IN46 EX38あたりでカットされているようなので INの亀有45ミリバルブと46.5ミリ流用バルブは 再度シートカットの手間がかかりますので 外れて頂きます・・・・ と言う事で インテークは 東名?46ミリバルブに決定! お次はエキゾーストを選びます エキゾーストのバルブは径は全て38ミリなので どれを使うか重さで決めます! 計って見ると〜・・・・ 亀有 69グラム 流用品 72グラム 東名? 69グラム せっかくなのでINも計って見ました 亀有45パイ 81グラム 流用46.5パイ 95グラム 東名?46パイ 86グラム まあまあ見ての通り 亀有と東名と思われる物は 重さが同じなので どちらを使うか迷うのですが 東名の方が カーボン落とし済みなので 手間いらずと言う事でこちらに決定! そんな訳で バルブの仕様が決定しました! IN46 EX38の 東名っぽいバルブに決定! バルブも決定した事だし 次回あたりは 仮組して燃焼室容積の測定になりそうです・・・・ 重さを量って見ました! |
注射器で減った分が容積になります 4ml入ったので リセス容量は4ccです バルブシートとヘッドガスケット当たり面には 水漏れ防止用グリスを塗布 そしてアクリル板に穴を開けた物を置きます エアを上手く抜きながら注入! 漏れたりこぼれたりしたらやり直しです ちなみに容量は38ccでした! |
第265話 容積計算! 2005.3 昨日使うバルブも決定した所でお次は 現在の圧縮比を計って見ました! 使う物は ガラス板やアクリル板の真ん中に 穴を開けた物と 注射器等の液体の容積を 細かく計れる物2点です まずは ピストン上部のリセス容積から・・・・ こちらはくぼんでいるので 表面張力で 張り出して多めに入らないよう 横から目視しながら注射器で注入! 計り方としては 注射器に一定の液体を入れておき いくら入ったかを見れば それが容量となります ちなみに液体は 解りやすいよう 色のついた不凍液を 使っていますが 別に水でも構いません そんな訳で20mlから16mlに減ったので リセス容量は4ccと言う事になります お次は燃焼室 こちらはまず 水漏れ防止の為 ヘッドガスケット当たり面と シートリングのバルブ当たり面に グリスを薄く塗布します そんでもってバルブを差し込みます そうして用意したヘッドに ガラス板やアクリル板などの中心に穴を開けた物を置き 中心の穴から 液体をエア抜きしながら注入して行きます! それでは50mlまで注射器に吸い込んで注入開始!! ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・ 漏れたりこぼれたりしたらやり直しなので慎重に・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・ 一応6気筒全て計測完了! 各気筒でバラつきがあるかと思いましたが 全て注射器は12mlが余りました・・・・ と言う事は50mlから12mlですので 燃焼室の容積は38ccとなります! ここで「燃焼室の・・・」と書いたのは 実際の燃焼室容積は この「燃焼室の容積」とリセス容積 ヘッドガスケットの容積を合わせた物だからです そういう訳で忘れてならないのが ヘッドガスケット・・・ こちらは計算で出ますので試算します え〜っと 1ミリの90パイガスケットを 使う予定だから〜・・・・ 9(cm)×9(cm)×0.1(cm)×3.14÷4なので〜・・・ =6.3585(cc)となりますね これを全て足すと〜 燃焼室 =38cc ガスケット=6.3585cc リセス =4cc 合計48.3585になります これが燃焼室容積です ではお次は圧縮容積を・・・・ こちらも計算で・・・・・ 89パイでLDクランク(ストローク83ミリ)使用なので 8.9(cm)×8.9(cm)×8.3(cm)×3.14÷4なので〜・・・・ 単気筒容積が=516.092755ccになります こちらの 圧縮容積÷燃焼室容積で圧縮比がでますので〜・・・ 516.092755÷48.3585=10.6722242 現在圧縮比は大体10.5:1と言う事に・・・・・ 解ってはいたのですがこれは多いです・・・・・・・ 上記のピストン クランク仕様で圧縮比11:1の場合 燃焼室容積を46.9175232ccに 12:1なら 43.0077296cc 13:1なら 39.699427cc にしなければなりません・・・・・ ちなみに 狙っている圧縮比は12〜13:1なので 13:1なら残り 約8.6cc落とさなければ・・・・・ そんな訳でこのデータを元に さらなるヘッド面研をやる予定・・・ 予想ではここから1ミリ削ると3〜4ccぐらい減りそうなので 後2ミリ面研に出して 帰ってきたらまた測定! 残りは0.1ミリ単位で面研に出して調整です・・・・ 予算が底をついたら2ミリ面研で妥協かも・・・・・ 苦悩の日々は まだまだ続きそうです・・・・ |
第265.5話 容積計算・・・の訂正 2005.7 お恥ずかしい限りで某氏からのご指摘により 圧縮比の計算方法を間違っていました・・・・・ 上には圧縮容積÷燃焼室容積となっていますが正解は (圧縮容積+燃焼室容積)÷燃焼室容積となります・・・ と 言う事で実際に計算しなおして見ると〜・・・・・ (516.092755+48.3575)÷48.3575=11.6724449 約11.5:1で 丁度良かったのかも・・・・・ トホホな今日この頃でした・・・・ |