挫折しないゾやるぜレストア!
4ドアハコスカ ボロスカレストア日記
その11


左サイドシルの取り付けを終えたので
サイドシル前端部分を加工して行く事にしました


フェンダーの後端と穴位置を
サイドシルに書き込んで行きます
このフェンダーも修理して継ぎ足した跡があるので
穴位置が正確なのかイマイチ不明ですが
多分大丈夫でしょう


サイドシル前端の加工が終わったので
フロントピラー最下部の外側を作製して
溶接しました ガワが出来たので
後方の端数カ所に穴を開けて 
サイドシルの折り曲げた部分と
外側をプラグ溶接で合体させます

  2025.5




フェンダー下部の穴位置が解らないので
2ドアの戻し用フェンダーを出して来ました
綺麗なフェンダーが付くとだいぶ進んだ気がして
テンションも爆上げです


サイドシル部品の前端が
フロントピラー内部に刺さるような形状なので
切り込みを入れて内側に折っています
純正パーツと似たような形状にしたかったんですが
手持ちが無いのとどういう形状か想像出来ないので
何となく折り曲げて形にしました


一応この辺の作業が終わりましたが
フェンダーをあてがって見ると サイドシルの方が
フェンダーより低くなってしまったので
折り曲げて差し込む部分が
もう少し後方だったかもしれません
パネル位置の修正は大変なので 
パテを盛ってゴマかすしか無さそうです・・・
今回はここで終了 気を取り直して
次回の作業工程でも考えようと思います

左サイドシル後ろ側の加工に入りました
2ドアはリアフェンダーまで
直線的に繋がっているのですが
4ドアは黒ペンで書いてある形状で
内側に少しづつ反りながら取り付く形です


下側部分の形状も確定したので
上側を制作して行きます
一箇所折り曲げてますが
残りの形状は車台に書き込んであるので
その形状に合わせてカットして行きます


後は残りの部分を曲げて行きます


溶接したらこの部分は取り付け完了です


いきなり溶接が終わった状態で
カットした画像を撮り忘れましたが
後端部分で12ミリ幅ぐらいカットして
絞り合わせています
終わった後ですが もう5センチぐらい前側まで
切り込みを入れてから作製した方が
自然な形状に近かったかもしれません・・・
ちなみに ここを本溶接した後に
上側の角も本溶接しました
後端の袋部分の加工は
リアフェンダー周辺に取り掛かる時に進める予定なので
これで一旦左サイドシル周りの作業は終了です
さ〜て次はドコを進めるかな?
 2025.5





本当は角部分を切断したく無かったんですが
それしか方法が思いつかなかったので
角部分をカットして溶接し内側に入れました
溶接の入熱で変形すると さらにややこしい事に
なりそうなのでゆっくり進めて行きます


ここのカットは直角では無いので
間違わないよう写し取ってカットします


大体形状が出来て来ました
スポット溶接で固定されている箇所もあるので
プラグ溶接の穴を先に開けておきます


次はその下側ですが
上側に絞りが入ってますが当然上側だけって訳も無く
この部分も内側に入って行ってる形になります
縮める事は出来ないので
Rの中央部分を三角にカットして絞ろうと思いますが
どれぐらいか解らないので
まずは切り込みを入れ折り合わせて
カット幅を確認しようと思います


左サイドシル修復も一段落したので
少し後方に作業箇所を移動しますが
何故室内の画像なのかと言うと・・・


右側画像ですが もう既に内部でサビが育って
モッコリしてますね〜


外側は何もコーキングされていないのですが
内側には鬼のようにコーキング処置されており
そのコーキング内でサビが成長してる感じでした
剥がしてサビ種を除去したので
状況が見えて来ました
比較的軽症な感じがします


板金修復に入る前にサビ転換液を塗っておきます
ある程度表面が乾くまで長めの休憩です


大体こんな感じでしょうか?
後は合わせて削りながら
最終調整しようと思います


溶接完了です
このままでもいいか・・・と一瞬思いましたが
やっぱりビードは削ってならしておく事にします

 2025.5




次の作業箇所はココ!
と言う事で ハコスカは必ず腐食していると
言っても過言ではない箇所の
リアサス受け上側周辺に取り掛かろうと思います
ちなみにコレは右側画像で 既にサビで
内部から盛り上がってますね〜
左側はどうなってるのかと言うと・・・


何故そうなるのかと言うと
ココは真裏にあたる左側リアフェンダー内の画像で
サス受け上側に補強板がスポット溶接で
貼ってあるんですが
この補強板
周りにコーキングも何も施されておらず
チッピング塗装しかされていない為
張り合わせたスキマに水分が入ってしまって
腐るんじゃ無いかと思います


補強板のスポット溶接を剥がし取り外してまで
やる必要は無さそうなので
見えてる部分で腐っている所を中心に
大きめに切除して切り貼りする事にしました


カットした箇所の型紙を取って
部品作りに入ります


どこの溶接もそうですが
点付け〜冷却を繰り返して
なるべく入熱しないよう溶接して行きます


ビードを削ったのでこの後再度サビ転換液を
塗りたくったら右側の修復は完了です
次は左側の作業に取り掛かる予定で〜す


先回右側を修復したので
今度は左側に移動しました
工程はあまり変わらず腐って盛り上がってる所を
カットして切除したら 型紙を取っていきます
こっち側も裏の補強板自体を剥がして作業する程
腐食は進んでいなかったので部分カットで
修復して行きます


溶接完了です
右側のビードは削って均したので
こちらも削って均します

 2025.5




部品を切り出してあてがって見ました
ピタッとハマるまで外周を調整して行きます


右側サス受け周辺の修復完了です
この後サビ転換液を塗りたくっておきます
次はこの裏のリアタイヤハウス内の修復に
取り掛かろうと思ってま〜す

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