14年乗り倒したS20エンジンをOHする!その1
腰下が戻って来ました! とりあえず真っ赤に(笑) |
2015.7 加工に出していた腰下が戻って来ました! と 言う訳でとりあえず手始めにお色直しを・・・ このままじゃあアレなので・・・・ |
ピストンも到着! 上側 裏側 NEWピストンはどれを計っても426g(サークリップ含まず) |
2015.7 ブロックが帰って来てると言う事は当然ピストンもあります 使用するのは亀有さんちのハイコンプピストンです 後ろは元々の・・・・ 側面 今まで使ってたピストンは482〜483g(サークリップ含まず) 古いピストンの方も45年以上前の設計ながら 重量修正痕も無く誤差が1グラム以内に収まっている所を見ると 手の込んだエンジンだった事を感じますね さて 腰下の準備も整ったところで 次回あたりから組み付けに移ろうと思います! |
クランクは計測の結果許容値なので清掃だけやってそのまま! 4番から開始! う〜ん狭い気が・・・・ 気分的には0.05前後で揃えたい所・・・ 計測結果を見たい方はこちら 次のレシピはコンロッドでも・・・・ |
2015.7 親側メタル合わせ開始で〜す! 締めて緩めてちょっと飽き飽き・・・(笑) 入れ替え戦を続ける事幾数回 メタルの買い足しも無く とりあえず オイルクリアランス0.05付近に落ち着きました! やり続けているとキリが無いので 親側はこの辺で妥協です(笑) |
現状コンロッドの重量測定!結果は673g ピンメタル重量が40gなので コンロッド単体だと633g ちなみにS20純正未加工コンロッドがメタル無しで683g前後なので 既に50g近く軽くなってる事に・・・ と 言う事で計測結果(ピンメタル無し) 1/633g 2/637g 3/634g 4/630g 5/633g 6/635g とりあえずコンロッドの重量合わせも終わったので 次はピストンとの結合になりそうな予感・・・・ |
2015.8 コンロッドの確認&重量合わせで〜す! と 言う事で一番軽い630g目掛けて更に軽量化! Lメカのコンロッドをポキポキ折ってた頃を思い出します(笑) これで630gに・・・ |
一応計測してデータは残しておきます 結果は1番から 1/82.97 2/82.97 3/82.97 4/82.98 6/82.97 6/82.97 説明書によるとピストンクリアランスが 6/100設定なので 施工も多分・・・・ 計測の結果4番が89.04でその他が89.03 指定通りピストンクリアランス0.06で施工されてます おっと 写真取り忘れ・・・ スカート下部 バルブリセス周り等 紙ヤスリでの加工エッジ落としも忘れずに・・・ ちなみに取説には何も表記が無いのでIN EX方向 (ラジアル前後方向)は無いようです ※(後日談で実は前後方向が有りました・・・トホホ・・・・) 確認の為 ピンボスセンターも計りましたがちゃんと真ん中でした! ピストンを流用 変更する場合はピンボスが必ずしも ラジアルセンターでは無い場合があるので要確認です (そういうピストンは大体F側方向が刻んでありますが・・・) それにしても ロードスターNA NB8用社外ハイコンプピストンに ソックリ・・・と思ってるのは私だけでしょうか??? もしかしたら NB8後期純正ピストンって流用可能?? って思わず考えてしまう俺って・・・(笑) コンロッドと合体! |
2015.8 ピストン&コンロッド合体で〜す その前に 計れる所は計っておきます 一応ボーリングの平行度と真円度も計っておきます 新規なので当然どこを計っても1/100以下で異常なし 一応これも測定! 4番以外は0.2 ちなみに4番は0.22 1st 2stリング共用なので1カ所2本づつ12本計測 取説によると下限値ギリギリですが 許容内なのでヨシとします リング取り付け〜! 大昔は手組みでピストンサイドに傷を入れないよう 合口付近に紙を入れたり はたまたついつい折っちゃたり(笑)したもんですが 近年はこんな工具もお安く買えちゃうのでいい時代になりました さて ピストン&コンロッドが合体した所で お次は 挿入&メタルクリアランス調整をやる予定です 後日談・・・・ この投稿の数日後 お世話になっているラバーソウルの関井氏より HPを見たうえでのご指導を頂き 実はピストンのリセスに違いがあって 前後方向がある事をご連絡頂きました・・・・ 冷や汗モンで確認したところ・・・・ う・・・違う・・・・ この方向だと下側がインテークで フロント方向は右側になります やっべ〜! と言う事で 全数点検した結果・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・ 運良く6本とも正解方向でした・・・・ たまたま合ってたものの一歩間違えれば大惨事になるトコでした この場を借りまして御礼申し上げます・・・ |