死ぬまで続くか?ハコスカ作業・・・(笑)


早速見て見ようと思います
1番にマグネットベースとダイヤルゲージを
セットして行きます


毎度使ってる全円分度器を取り付けます
一応裏側の磁石で止まってますが
動いちゃうと困るのでガムテで補強してます(笑)
圧縮上死点位置を取り付けた針金を曲げて
指示しておきます
実際の計測の中心になるのは
オーバーラップ中心なので
計測位置は圧縮上死点の大体真逆位置です


細かい調整は目盛りが打ってるあると便利ですね
チェーン一コマの間隔がクランク角で9°
この指示してある目盛りがカム角度で1°刻み
クランク角度で言えば1目盛り2°なので
カムを進める方向クランク角3°に移動するには
この画像で言うと一升半チェーン側を左に
目盛り側を右に移動させる感じになります
さて 調整してタペットを再度取ったら
早速確認です

  第236話
進めようか遅らせようか?
2023.6


チョコチョコと近所を乗り回していますが
エンジンの調子にイマイチしっくり来ません
考えられるのはバルブタイミングなので
確認を含めて調整しようと思います




色々とやり方がありますが 
私はタペットクリアランスを0に取って測るタイプなので
緩めて1番のクリアランスを0にしてしまいます


計測の結果は
エキゾーストが BTDC-55※カム角度(クランク角-110)
インテークが TDC+58※カム角度(クランク角-116)
カム異相角が約113°のようです
カム中心からはカム角度で約1°カムが遅れてるようなので
中心角キッチリ振り分けを目指して
1.5°カムを進めて見る事にします


走って確認して見ましたが
明らかな不具合も解消されて相当良くなりました
とりあえず今の状態がカムの
中心に来てると思うので 
この状態でしばらく乗り回して見ようと思います


バルタイを取り直して
楽しく走り回っていましたが
なんだかまた不調になってしまいました
とりあえず自宅に戻る事にします・・・


とりゃ〜!ありゃ〜?あっちゃ〜・・・
6番エキゾーストだけオイルまみれです
オイル下がり・・・は考えにくく
コンプレッションも低いので
ピストンタナ落ちか何かで
オイル上がりしてるんでしょう・・・
とりえあずこのエンジンは分解決定です
このままだとまたお不動さんなので
次回にはとりあえず動かし用エンジンに
積み替える事にします・・・
 第237話
またやってしまったカモ・・・
2023.6


様子見で走って・・・と思いつつも
また思いっきり楽しんで走ってた所
なんだか不調になってしまいました・・・
ありゃりゃ また何かやってしまったカモしれません・・・



帰宅後コンプレッションを測って見ると
6番だけ極端に低いです
ブローバイも吹いてるし
ありゃりゃりゃ?
とりあえずインマニとタコ足を外して見ました


またこの作業かい!毎度思うのですが
やらなきゃ終わらないのでもくもくと
作業して行くだけです
コイツも分解して原因を調べないといけないんですが
まずは動けるようになるのが優先なので
載せ替え作業を進めます


朝っぱらから初めてお昼に搭載完了です
途中経過の画像をを取るのを忘れて
いきなり搭載完了ですが
特にトラブルや不具合も無くすんなり行きました
流石にキャブが50だとデカ過ぎで
とっても乗りづらいので44に変更してます
さ〜て 動くかな〜?

 第238話
急げ急げ・・・
2023.7



先回またエンジンを壊してしまった訳ですが
シーズン真っ最中なだけに乗れないってのは
悲しすぎるので 
故障箇所の特定と修理は後にして
動かし用のエンジンに取り替える事にしました
時間も無いので悩んでるヒマ無し
とっとと作業開始です!



また登場!
ゴミだったブロックを貰って来て 
これまた倉庫のゴミを集結させて
何の期待もせずに組んだエンジンですが
028話 捨てるには訳がある
一番活躍しているような気がします(笑)
当然今回もまた活躍してもらいましょうか!


何かまたトラブルが発生・・・・
する事も無くフツーに走れましたが
夏季だけにキャブのセットがちぐはくだったので
セットを兼ねて乗り回して見ました
最終的にパイロットが57.5→55
メインが190→185 エアーが220→210に
なりました
夏季限定のセットな気がしますが
とりあえずこれで乗ってみようと思います

あちこち見て回るとエンジンは汚れないのに
ポタッと地面にオイルが落ちるのを発見
どうやらオイルブロックの取付面あたりから
滲んで来てるようです


Oリング交換が必須ですが
新品Oリングも無いし買うにもサイズが分からないので
別のオイルブロックに交換する事にしました
別の?とは言っても全く同じラムコ製のブロックなので
Oリングの程度の良さそうなヤツを選んで
単純に取り替えるだけです


外した方のオイルブロックに着いてた
Oリングを確認して見ると
どうやら噛み込みしていたようで
一部のお肉がはみ出ちゃってます
こりやダメだわ(笑)
いい機会なので寸法を調べて
新品を余分に注文しておこうと思います
 第239話
何故か減ってく・・・
2023.7


動かし用エンジンに載せ替えて活動していますが
僅かながら オイル消費が多い気がするので
あちこち調べて見たら
エンジン周辺は汚れないものの
地面に液滴が垂れるのを発見
メチャクチャ跡が付く程ではありませんが
始動したまま放っておくと何十滴かは落ちてるようで
修理が必要なレベルです
まずはどこから漏れてるのかを調べる事にします


始動したまま放置して
オイルブロック裏に手を入れると
滲んだオイルが手に付いてきます
結構な量漏れてたかもしれません


交換した物が同じなので
画像では交換したのかどうか分からないと思いますが
オイル漏れは解消出来てるようです


とりあえずベースが無いと始まらないので
倉庫から使えそうなヤツを見繕って見ます
 

もう1つも持ってきましたが
今の時点で既に腰が逝ってしまいそうです・・・


現状を把握しないと先に進まないので
今のボアの状態を計測して行きます


N42君も同じ測定をやって行きます
いきなりこの画像にワープしてますが
計測を始めて既に1時間以上経過してます
それにしても暑い・・・


今回はF54ブロック君でで行く事にしました

 第240話
予備が無いわ〜
2023.7


先月動かし用エンジンにまた交換となった訳ですが
そのエンジンも動いてはいるものの
いいかげんOH時期が近づいてる気がするのと
もしまた何かあった時に載せられるエンジンが
L20エンジンしかない状態なので
何か作っておこうと思います
当然可能な限り有り合わせで予定です(笑)



土台予定その1 F54ブロック君です


土台予定その2 N42ブロック君です
今ベースに出来そうなのはこの2つなので
どちらかで行こうと思います


まずはF54ブロック君
計測箇所としては ラジアル方向とスラスト方向の
各気筒 上段 中段 下段3箇所を測定して行きます




計測の結果はどちらのブロックも
上段 中段 下段差を見た感じでは
著しい樽型摩耗は発生しておらず
ボアの差は0.01ミリぐらいでした
しかし 各気筒ラジアル スラスト平均値の差が
F54の方が1/100ミリ〜2/100ミリ
N42の方が2/100ミリ〜3/100ミリ
スラスト方向の方が元のボアに近い為小さく
F54ブロック君の方が優秀な事が解りました
使用限度としてはラジアル スラスト差が
7/100ぐらいまでで
その範囲内にホーニングで修正出来ればいいのですが
真円に加工するのは再ボーリングしないと
なかなか難しいので
N42の方は色々目をつむればOH可
F54の方はこのまま微修正で行けそうな感じなので
今回使うのはF54君で行こうと思います
使うブロックが決まったので
次回あたりにクランクとピストンの選定でも
やろうと思います


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