OER50からソレックス50に戻して見ました・・・・・
うひょ〜絶好調! なのでキャブが不調でした・・・・


とりあえずボンネット等々復旧して〜・・・・
このまま越冬です!!
第381話
なんだよ〜・・・

2006.12


OHした3リッターエンジンが調子最悪なので
キャブをOER50からソレックス50に戻して見る事にしました・・・・

う〜ん・・・・余計な事したのかな〜・・・・と思いつつ
キャブをマニごと取り外し・・・・・

間髪入れず ソレックス50もマニごと取り付け・・・・
ジェットセッティングは 前回と仕様が変わってないので
中に入りっぱなしのパイロット70 メイン260 エアー220
そのままで行きます!

四の五のブツブt言いながらも取り付け完了!
さ〜て エンジン始動です!
キュキュキュ・・・ブォン!
ボボボボボボボ・・・・・・
ありり?調子良さげ・・・・・

同調とパイロットスクリューを若干調整して
油温 水温が上がるまで放置します・・・・

エンジンも暖まって来た所で軽くレーシング・・・・
ブォン!
・・・・・・・・軽〜く回っております・・・・・
やはり調子良さげです・・・・・・
!!!!!!!!
なんだよ〜!!!
やっぱりキャブだったのか〜!!!!
なんだか無駄な作業で遠回りした感じ満開ですが
一応OH完了と言う事で・・・・

そそくさと ボンネットやらなんやら取り付けて
作業完了です!

外したOER50は 気分が乗ってきたら
OHでもやろうと思います・・・

車の方はこの状態で調子も良いので
このまま越冬に入る予定です・・・・・・

あぁ・・・なんだかどっと疲れた1日でした・・・・・

現在最後の仕上げ中 3.1予定N42ヘッドです
ちなみにポートは現在使用中のソレックス50マニ合わせ
(IN41 EX気持ち拡大&修正)
バルブはIN46.5 EX38予定です


容量は現在35ccで形はこんな感じですが
印の所をもっと立て気味に修正して
36ccにまとめようかと


バルブはこの中から〜・・・・


ある程度の当たりを見て良さげなヤツを選びます


ステム長IN117.5 EX118の物に決定
IN EXの差はスプリングシートで調整
スプリングは東名製
リテーナーはイスキーの2.5オフセットチタンで行きます
第382話
2006年最後は・・・

2006.12


2006年最後の作業です!
今年の最後を飾る作業ですが
影の方でコソコソと進めているL3.1予定ヘッドを
またチョコチョコと触って来ました!

とは言っても 時間的な関係上作業的な事は殆ど無く
使うパーツの選定がメインです

まず ヘッドは現在こんな感じで 捨て面研から帰ってきた状態
燃焼室の修正をもう少しやれば・・・・・って所です

そんでもってバルブははIN46.5 EX38なので
そのサイズでどれを使うか中古バルブの中から選択!

軽くバルブラッパで当たりを確認して
程度が良さげなコイツに決定!

ちなみにステム長はIN117.5 EX118で
メーカーは多分東名?だった気がしますが
置古品なのでイマイチハッキリしません・・・・・(笑)

バルブが決まった所でお次はスプリング!
これは待機中の手持ちが
ニスモとイスキーと東名しか無いので
このステム長に一番合いそうな 東名に決定!

リテーナーはイスキーの2.5ミリオフセット
チタンリテーナーを使います

カムは何を使うのかと言うと〜・・・・
数年前に壊したL3.1に使っていた
78度の加工カムで行く予定です

これからの続きはじっくり腰を据えて行く予定で
鈍足に進んで行くと思いますが
一応使うパーツが決まったと言う事で・・・・・

292話でエキゾーストのガイド抜きまでやったヘッドです
細かい仕様は292話をご覧あれ


バルブガイド冷凍作戦!
これに一番時間がかかる
と思いましたが・・・・・


お次はヘッドを暖めます
均等に暖められるよう ジェットヒーターを使って
最初は遠方から 暖まってきたら近づけて
100度ぐらいまで加熱します!


作業中はヘッドが冷えないようガイドが暖まらないよう
作業スピード命なので撮影不可・・・・・
既に入れ終わった後ですが真鍮のM8ボルトを使って
挿入シロのクリップ位置まで叩き込んで行きます


6カ所やってガイド入れ完了!
ストレートエッジでヘッドのゆがみを一応計測!
異常は無いようなので
お次はガイドをリーマで微調整した後
バルブシート修正か最悪シートカットです
まあ IN46.5EX48のバルブが手に入ってからですが・・・

第383話
思い出したように・・・

2007.1


さて 2007年一発目の作業になりますが
年始は家庭の事情で殆どナニも出来ずに終わりました・・・
そして最初の休日・・・・・
「ナニをやとうかな〜・・・」ふと目をやった所はヘッド置き場!
あれこれ制作予定の腰下に合わせ
数を当たっていると〜・・・・・
ありり・・・目先の予定ヘッドはあるのですが
その他はどこか問題がある物ばかり・・・・
とりあえずこのままだと またほったらかしなので
思い出したように出来そうな事をやってみる事にしました!
今すぐに出来そうな事と言えば〜・・・・・
バルブガイド交換!
そんな訳で 292話でエキゾーストのバルブガイドを抜いた
ビッグバルブヘッドをちょこっと進める事にしました!

それでは作業開始!
まずは即使用可能に加工済みの純正バルブガイド
(加工しヘッドに合わせて使う物なので純正そのままでは使えません)
を冷凍庫でキンキンに冷やします!
この行程に一番時間がかかる気がしたのですが
車庫は既に−5度〜−10度ぐらいなので
小一時間で−17度ぐらいに冷え冷えとなりました!(笑)
これは 作業開始直前までこのままにして次の作業に・・・

お次はヘッドを暖めて行きます!
ジェットヒーターを使って均等に暖める為当初は遠方から初めて
暖まり具合を手で確認しつつ接近させて
大体100度ぐらいまで加熱して行きます!
アチチ!火傷はしませんが素手で数秒ぐらいしか
触れないのでいい感じです!

これで作業の準備が整いました
ここからはスピードが命!!
ガイドが暖まらないよう ヘッドが冷えないよう
短時間で挿入して行きます!
冷えたバルブガイドを1本冷蔵庫から取ってきてすぐさま
ヘッドを作業テーブルの上に・・・・
あとは M8の真鍮ボルトを挿入して
挿入シロのクリップ位置まで叩き込んで行きます!
カンカンカン!

ふぅ〜・・・・一カ所作業完了!
ヘッドをジェットヒーターの前に戻して
同じ作業の繰り返しです・・・・・・

バタバタしながらなんとか6カ所完了!
作業後は自然冷却して
常温?まで冷えた後 ストレートエッジでヘッドのゆがみを点検します
点検の結果 異常なしなので ガイド挿入完了です!

この後の作業としては
使うバルブステムに合わせて
バルブガイドをリーマで微調整するのと
ガイドが変わったので シートリングの修正が必要です
インテークのシートもちょっとおかしいので
こちらも修正が必要・・・・・・

まあなにはともあれ バルブが手に入らない事には
作業出来ないので今日はこんな感じで終了です!

ちなみに今回使った方法は
焼き嵌めと冷やし嵌めを併用して入れましたが
液体窒素なんかが手に入る方は
ガイドを液体窒素の中に入れて
ヘッドを暖めずに挿入出来ます(冷やし嵌め)

近くに冷蔵庫も無いし液体窒素も手に入らないって方は 
ケーキ屋等で売ってるドライアイスを手元に置いて
ガイドをそこで冷やせば作業可能かと・・・・

まあ 加熱油層を使って200度近くまで均等にヘッドを暖められる方は
ガイドを冷やす事もありませんしこの限りではありません・・・・・

そんでもって ガイド挿入に使った真鍮のM8ボルトは
純正ガイドを入れるのには適してますが
リン青銅やアルミ青銅などの柔らかい素材のガイドには向かないので
鉛のM8ボルトなんかを使えば破損して
失敗する事が少なく挿入出来ます

某所より中古FT500ピストンを4個購入!


裏を見て見ると・・・・
あり?このピンボス形状は・・・・・


こちらはXL500
(こんなのしか無かったもんで・・・)


そんな訳でFT500ピストン×4 XL500ピストン×2
と言う事が判明したコイツはバラし決定・・・・・
2個分のリセス加工がまだなので 一歩後退です・・・
第384話
バラし決定・・・・

2007.1


さてさてまた余計なお買い物を・・・・・(笑)
今回入手したのはFT500用ピストン×4です!

早速並べて見て見ると・・・・
う〜んXL500にクリソツ!!
ん?まてよ??この形状 どこかで見覚えが・・・・
裏返して見て見ると〜・・・・・・
あ゛ーっ!コイツはーっ!!!!

去年に振り返って思い出して見ると
現在製作中の3.1Lエンジンにこのピストンが・・・・・
それも中途半端に4個だけ使ってる状態・・・・
(残り2個はXL500)

そうか〜・・・・これがFT500ピストンだったのか〜・・・・
今更ながら自分の知識のNASAに落胆するばかりです・・・・
まだまだ更なる勉強が必要ですね!!

そんな訳で 現在既に完成しているL3.1腰下ですが 
コンロッド ピストンの重量は揃えてあるものの
気分的にイヤなので バラし決定です!

しかも FT500ピストン2個分のリセス加工がまだなので
その加工が出来るまで当分お蔵入りになりそうです

なんだか 完全にバックギア気分なので
バラしに手をかけるのは 当分後になりそうな予感ですが
春ぐらいまでにはなんとかしたいもんです・・・・・

バチコーン!346話去年の練習走行で壊したブロックです
スカート下部も削ればなんとか行けそうなので実験がてら・・・


まずはある程度カット!


304話白老で壊したL3.1ブロックから隔壁を切除!
捨てずに取っといて良かった!(笑)


ある程度整形したら スカスカになるまで全周小さくします


溶接棒はコベルコのCIA−2を使います


全溶接すると引っ張り応力で割れるので
対称法で点付け溶接です
この後どうするかと言うと〜・・・



裏にはみ出て来るまでヘラでスキマに充填して
その後全面を覆い被すようつけていきます!
(裏側も同様に)
後は完全硬化まで3日ぐらい放置です
第385話
治して見よう!

2007.1


昨年末から思い出したような作業が続いていますが
今回も思い出したように放置プレイ品を
なんとかして見ようと思います!

その品物は〜・・・・・
346話白老の練習走行でブローしたブロックです
1番シリンダー下部に折れたコンロッドの打痕がありますが
削っても大丈夫な程度なので
本気モードのエンジンには使用不可ですが
街乗り程度の3リッターを組むのに
実験がてら修復して見る事にします!!

まずは ブロックをある程度綺麗にカットします

お次はカットした部分に入る部品を
これまた304話でブローさせたL3.1ブロックから頂きます!
う〜ん・・・・捨てなくて良かった!(笑)

サンダーのカット用ディスクでパーツをもぎ取ったら
大穴の形に合わせグラインダーで整形して行きます!

ピッタリでは無くスキマが1〜2ミリぐらい開くよう
スカスカに整形したら溶接に入ります!
(スカスカの理由は後で解ります)

溶接棒は過去にも登場した鋳物用のニッケル系溶接棒
コベルコ製CIA−2を使用します!

本来なら5秒ぐらい最大2センチ程度のビードを引いて
嫌と言う程ピーニングし続けつつ
手で触ってほんのり暖かい程度まで冷却し
対称法で同じ溶接法を繰り返しやって
ブロックの内部応力を逃がして行けば
全溶接出来るはず?なのですが
ピーニング不足なのか 作業を急ぎすぎたのか
引っ張りに耐えられず再び割れてしまう事が多く
今回は 対称法を使いながら 
点付け〜ピーニング〜冷却の繰り返しで
隔壁の固定程度でやめる事にしました・・・・

バチバチバチ・・・・
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン・・・・・・・・・・
とピーニングをやり続けながら冷却・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同じ事を対称法で・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
3時間ほどかかりましたが 今のところ割れも無く
点付けで隔壁を固定出来ました・・・・・

さ〜て・・・・
今回は全溶接せずに行きますので
ケミカルの力を借りる事に・・・・

ここで登場するのが 耐熱性もあって強度もある接着剤です
気分的には ベロメタルやデブコンなんかを使いたいのですが
かなり高額なので
比較的安価なJBWELDで補修して行きます

常温まで完全冷却したら60番の紙ヤスリで
裏と表に足付けのキズを付けて行きます

キズを付けたらパーツクリーナーとエアブローで洗浄!
JBWELDの主剤と硬化剤を等量で練ったら

先程型の作成時にあえて開けておいたスキマに
ヘラで押し込みながら 裏側までベロベロ出て来るまで
みっちり充填して行きます!

念を押して裏側からも表側にベロベロはみ出て来るまで充填・・・
10分ぐらいすると 少し粘度が低くなるので
はみ出ているJBWELDをのばします
そのまま1時間ほど放置・・・・・・・

室温にもよりますが20分あたりから初期硬化が始まり
1時間ぐらいだと耳たぶ態度の硬さになるようです

お次は作った部品と回りに全て被せるよう
再びJBWELDをヘラで塗りつけて行きます!
そして裏にも同じ事をやって〜・・・・・・
後は完全硬化まで3日ぐらいかかるようなので
このまま放置で本日の作業終了です!

ここまで手をかけた事もあるので
なんとか使えるようになって欲しいもんです・・・・・



本当はベロメタルやデブコンで補修したいトコですが
そんなにお金をかけて居られないので
比較的安価なJBWELDで固めます!

376〜380話  トップ  386〜390話