腰下は完成したので フロントカバー回りを付けて上死点出し・・・ 272話で作ったニスモプーリーシールも活躍中! 汚くなって来たのでそろそろ張り替えの時期かな?・・・ 上死点も出てヘッド合体準備! ちなみに使うヘッドはこのN42ヘッド 乗り始めの頃から治し治し使ってる古参ヘッドで 色々壊し治し壊し続けてるウチに完全オリジナル形状の 手持ちの中では最強?最凶??ヘッドになってます(笑) 燃焼室形状はまた少し変わりましたが概略の仕様は382話を・・・ 適当な所でヘッド合体で今日の所はここまで・・・ ちなみに今回テンショナーは 知ってる人は知っている某所製のヤツを使用・・・・ |
第401話 ヘッド合体! 2007.5 先日ようやく腰下が完成した L3.1ですが GWと言う事もあり続きの作業で フロントカバー回りの作業に着手です! まずはフロントカバー回り ニスモプーリー等々を付けて タイミングチェーンが落っこちないようスポンジを突っ込んだら 上死点探しをば・・・・・・ あって良かったタイミング目盛り・・・・・ と言う事で272話で作った角度シールも活躍中! 清貧仕様の紙シール製なので だいぶ汚くなってしまいましたが 目盛りが判別出来るので今回はヨシとして 搭載までには張り替えしようかと・・・・・ 上死点の指針が取れた所でついにヘッド合体! ちなみに使うガスケットは1ミリのメタルガスケット ヘッドはこのN42ヘッドを・・・・ 乗り始めの頃から治し治し使ってる古参ヘッドですが 色々壊し治し壊し治し壊し・・・・・ 色々続けてるウチに完全オリジナル形状の 手持ちの中では最強?最凶??ヘッドになってます(笑) 382話で少し作業を進めて それからさらに容積変更ついでに燃焼室形状も小変更しました 概略の仕様は382話を見て下さい そんでもって 今回圧縮比は 目標を12:1で燃焼室容量を変更したのもあって 一応計算して見ると12.1:1となりました! ではではさっさとヘッド合体に!! パッパと終わらせてカムスプロケ等々を付けた所で本日終了・・・・・ 次回バルタイとタペットクリアランスを取ったら完成! と言う感じになりそうで なんとかGW中には完成出来そうな予感です! そうそう!今回チェーンテンショナーはこんな物を使用して見ました 過去にチラッと登場したシロモノですが 今回はこれで行ってみる事に・・・・ |
バルタイ調整で〜す! 今回使うカムはお気に入りの加工78度なので・・・・ 確認の為6番でも同じように測定! バルタイが終わればタペットを取って〜! L3.1完成で〜す! しかし諸般の事情で搭載はまだまだ先です・・・・ |
第402話 調整!そして完成!! 2007.5 昨日ヘッドの合体までこぎつけたL3.1ですが バルタイの調整に入ります! 今回使用するカムは 78度加工カムで カムリフトは8.75 適当計算でレバー比1.5として 13ミリぐらい開くカムです 今時のカムに比べるとおとなし目な感じですが 結構お気に入りのカムなのでこれで行くつもりです 以前組んでいた時走った感じでは 中心角から2度振った状態が一番いい感じでしたので 今回も 中心角より2度振りの状態でセットします まずは初期測定を・・・・・ まず最初に1番にロッカーアームを取り付けて タペットクリアランスを0に取ります その状態でリテーナーにダイヤルゲージをセットして測定開始! 測定の結果エキゾーストはTDC前115度 インテークはTDC後101度になっているので 2つの数字を足して216に それを割って108なので エキゾーストTDC前108 インテークTDC後108に取れば中心角セット完了です しかし今回は2度振りで組むので エキゾーストを110度 インテークを106度 に組めばいい事になります! 調整開始した所スライドスプロケが一杯に触れてしまい スプロケでは調整不能になったので 一度スプロケを外してチェーンをひとコマずらします ちなみにスプロケのチェーンひとコマずらしで クランク角18度変化します もう一つオマケでノーマルスプロケの場合 カムノック穴1番→2番に変更でクランク角4度 2番→3番へ変更でさらに4度動きます さてさて四の五の言ってるウチにバルタイ完了! 確認の意味を含め 6番でも同じよう ロッカーアームを取り付け タペットクリアランスを0にしたら測定開始! これで概略1番と同じ数字が出ないようならカム山の削れ リフトは同じで数値が遅れる(カムが遅れる)ようであれば カムのねじれ等が考えられます そんでもって測定の結果は〜・・・・・ 測定誤差を考えると ほぼ同じ数値なので異常無し! これでバルタイ完了です! バルタイも終わった所でお次は クランクをグルグル回しながら 残りの気筒にロッカーアームを取り付けて 取りやすい所からタペット調整をやって行きます! 組み立て初期値のカム〜ロッカーアームスキマ0.15に調整! カムをグルグル 位置もアッチやってコッチやってなので やった位置を書き留めつつ全気筒終了! 後はヘッドカバーをかぶせたら〜! ホイ!L3.1ようやく完成! では早速搭載!と行きたい所ですが 諸般の事情で搭載後のエンジン初爆は数ヶ月後と言う事に・・・・・ まあ なにはともあれGW中エンジンは完成!と言う事で GWの目標はなんとか達成出来ました! しか〜し・・・・・この次に控えているブツもあるので 残りのGWもまだまだバタバタとした日が続きそうです・・・ |
N42ブロック登場! 気合いでストレーナー位置変更! どの28クランクを使おうか・・・・ 気合いでクランクも洗浄!!!と言う事は当然・・・ こう言う物も揃っております! だらけているヒマ無し・・・よ〜しやるぞ〜!! 結局コレに一番時間が・・・・・ ピストンクリアランス調整まで終わって本日終了・・・・ |
第403話 やったるで〜! 2007.5 昨日ようやくL3.1が完成したのですが 色々な事情もあって またもやエンジン関係の作業を・・・・ そんな訳で早朝より ブロック使用に半分お決まり加工の ストレーナー位置変更作業を開始です!!! 幾度と無く登場してる加工なので今更説明は無しですが 気になる方は 制作修復関連ページの制作近道で 探して見て下さい それが終わればブロックをある程度洗浄して 1番と7番のジャーナルに捨てメタルを置いて ドカッと並べたL28クランクを一つ一つ曲がり測定・・・・ 最終的に触れ0.08曲がり0.04のクランクが 一番程度良しだったので クランクはコレに決定! クランクが決定した所でさっさと洗浄してしまいます!! クランクの洗浄が終わったら 使うピストンとコンロッドを並べて見ます・・・・ ちなみにピストンは置古の新品で 89パイピンハイト35.5 L20コンロッドとの組み合わせで3リッターに・・・・ 外観はKA風?ピストンですが 裏側のスカート部に日産の刻印が無いので 同じ型でどこぞのショップが作った物でしょう コンロッドは既にこのピストンピンに合わせて ピン21にフルフロー加工済みで ピストン合体させれば 軽い洗浄でそのまま行けそうです! ではこちらも作業開始!まずはピストンを測定! マイクロメーターで計った所 88.99が2個89.00が4個 使用する気筒順に並べて計測結果を書き留めておきます それを元に今度はピストンクリアランスが0.03ミリになるよう ブロックのボアを ホーニングで微調整して行きます まずは今のN42ブロックの3方向の上中下3カ所 1気筒ごとにつき9カ所をボアゲージで測定して シリンダーの状態を調べます 作業前のボアは大体89.00前後±0.01 全気筒トータル的にラジアル方向の摩耗と 樽型摩耗があるようなので ホーンの押し付け具合と 真ん中を削りすぎないよう心がけながら 可能な限り真円 直錐になるよう 方向と位置の側圧を高めながらホーニングして行きます キューンギューン・・・・・ 20分ぐらい作業したらまた9カ所測定・・・・・ ギューンギューン・・・・・ また測定・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・ 結局全て終わるのに休み休みやって 8時間ぐらいかかりましたが 全気筒 クリアランス調整完了! とりあえず今日の所は終了です・・・・ GWも残り1日となりましたが なんとか腰下ぐらいは完成! と言う流れになって欲しいもんです・・・・・ |
ちなみにピストンはこんな感じ コンロッドと合体で〜す! メタルクリアランスは親子共0.05±0.01で取る事に! 結局親メタルは最後に6番がどうしても狭く 純正新品を3セット開封して入れ替え戦・・・・・・・ (1セットエンジン1基分) 子メタルは新品ニスモメタルを8セット開封してようやく完了・・・・・・ (1セットコンロッド1本分) う〜ん・・・ドタバタなGWでしたが なんとかL3リッターエンジン腰下完成!と言う事で・・・・ そして次週はヘッドに取りかかります とは言っても 保管してあるヤツを洗浄して合体するだけですが・・・ |
第404話 メタル合わせ・・・・ 2007.5 さて!ゴールデンウィークもとうとう最後となりました! 仕事の都合で遠くには行けず 家に居るからと言っても 家庭の都合でびっちり作業も出来ず 今日も片手間で少しの時間を見つけての作業です 昨日ブロックのホーニングまで終わったのですが 引き続き組み立て作業に移ります そんな訳でまずはコンロッドとピストンを合体! ちなみに今回使うピストンはこんな感じです・・・・ こちらの方は 既にピンに合わせて コンロッドをフルフロー加工しているので ピストンをドライヤーで少し暖めれば 楽にピンを挿入出来ました! ピンを入れ終わったらサークリップを付けて 今一度 ピンの位置や サークリップがちゃんと入っているかを確認したら ピストン コンロッド合体完了です! ピストンコンロッドが合体した所でお次は 純正新品メタルをジャーナルに仮置きして 親メタル合わせの作業に移ります! メタルクリアランスは親子共0.05±0.01に設定して メタル合わせ開始! ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・ う〜ん狭いかな・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ う〜ん こっちは広い・・・・・ そんな感じで親メタルを入れ替えながら 一つ一つ合わせて行きます・・・・ う〜ん・・・・・・ 入れ替え戦だとどうしても数カ所狭めに・・・・ しょうがないので新品親メタルもう一つ開封・・・・・ 広めのメタルを探しつつ 残りの箇所を合わせて・・・・ む〜ん・・・・・・・・・・ 最後にどうしても6番ジャーナルが狭いな・・・・ ダメもとでもう1つ開けるか・・・・・・ またまた広めのメタル探しです・・・・・ おっ!来た来た! ジャーナル側は新品メタルを3セット使ってようやく メタル合わせ完了! 親が終わった所で今度は1番と6番ピストンを挿入し 1番6番の子メタル合わせです・・・・・ 子に使うのはニスモメタルで 一発で決まるよう願いつつ作業開始! おっ!幸先が良いな・・・1番はドンぴしゃ! ありゃ?6番は・・・・狭めです・・・ 違うのを開けてキャップ側を交換しトライ! おっ!合いました!! ブロックを回転させて クランクの回りを確認したら 今度は2番と5番ピストンを挿入! 同じようにメタル合わせです・・・・・ 先程余分に開けたヤツを使って見ますが う〜ん・・・やはり狭い・・・・ 別のヤツを使ってなんとか2番5番完了! 最後に3番と4番のピストン挿入! 懲りずに狭め?のメタルを入れてみますが やはり狭い・・・・・・のでまた開封・・・・・で3番完了! 残すは4番・・・・あり?また狭い・・・・・ 一応狭めだったメタルに入れ換えて測定・・・・ あちゃ〜・・・・やっぱり狭い・・・・・ しょうがないのでもう1セット余分に開封・・・・ もしかして?と思いましたが 無事完了! これで親子メタル合わせ完了です! 最後の最後に今一度 クランクキャップ コンロッドの締め付けを確認して クランクの回転手応えを見たら〜・・・・・ ホイ!3リッター腰下完成! 順当とは言えませんが なんとかGW中腰下完成にこぎ着けました! 先を急ぐエンジンなので次週はヘッド回りに着手予定ですが どうなる事やら・・・・ おっとっと・・・・ 開封した子メタル2セットに 「狭め」とペンで書いておかなきゃ・・・・・・ こんな感じでドタバタなGWでしたが 次週も引き続き忙しい日々が続く予定です・・・・ |
今回使うテンショナーは318話で数個作った 自作飛び出さないよ〜テンショナー! 諸々を取り付けてフロントカバー合体! 上死点探りをして〜・・・・ ここでも活躍中のニスモプーリーシール! と言うか手持ちのニスモプーリーには全て貼ってあります・・・ 指針をセットしたら 残すはヘッド合体のみ! 完成まで後少しです!! |
第405話 残すはヘッド・・・・ 2007.5 バタバタと作業が続いていますが 先回に引き続き L3リッターエンジン組み立てです・・・・ 現状は腰下メタル合わせまで終わっているので フロントカバー回りの取り付けに移ります! それではチェーンガイドとテンショナーを取り付けて・・・・ そんでもって今回使うテンショナーは 318話で余分に作った 自作ボヨヨーンと飛び出さね〜よテンショナーで行く事にします これも残すところ予備一個となったので そのうちまた余分作らねば・・・・・・ その他にはチェーン オイルポンプドライブギア オイルスロア クランクキーが ちゃんと付いてるか確認の上 フロントカバー合体! フロントカバーが合体したら チェーン脱落防止の木ぎれを打ち込んで ニスモプーリーの取り付け・・・・・ これでフロントカバー回りの取り付け作業は完了です! そんでもってお次は タイミングチェーンがたるんで 引っかからないよう上に引っ張りつつ 1番ピストンの上死点を探ります・・・・ 探り終えたらそのクランク位置で 上死点の指針とニスモプーリーのTDCを合わせて〜・・・ おっと!ここでも活躍中のニスモプーリーシール! と言うか 手持ちのプーリーには全て貼ってあります・・・(笑) そんな感じで指針のセット完了! そんな事をやってると 何時の間にやら夜に・・・・ このままチェーンを持っている訳にも行かないので 再びたるみ防止の木ぎれを打ち込んで 本日の作業終了! 残す作業はヘッドの合体と調整となりました! ちょっと予定より作業が遅れ気味なので 次回は巻きの作業で完成にこぎつけたいもんです・・・・ |